出向コージ苑

2003年08月04日(月) 引っ越しドライブ(往路・3日目)

【9:00 出発】

設備まあまあ、安めの宿泊代、簡単だがたっぷりの朝食。
欧州でこんなホテルに出会う度に、日本の宿泊事情を思う。
日本のホテルは、その殆どが充実した設備を持っているが、
いかんせん料金が高すぎる、と思うのはコージ苑だけか。
素泊まりで5千円以上するなんて、貧乏旅行にはちょっとつらい。

少し前にニュースで仕入れた情報だが、
日本は「観光立国」目指して、一都市一観光地計画を進めるとか何とか。
(コージ苑の出身地、九州某県の「一村一品」そのまんま)
コージ苑思うに、観光地というのは「創る」ものではなくて、
自然発生的に「ある」ものなのではないかしら。
それよりも、少しでも交通費と宿泊費を安くする方向でいった方が、
まだしも観光客にとっては魅力なんじゃないかなあ、なんて。

そんなことを思いながら食べる、ちょっと塩辛いドイツの朝食。


【9:45 IKEA】

・・・などとエラそうに言い散らした30分後には、
新居に持参する台所用品を買い揃えるべく、
IKEAで威勢良くカートを押すコージ苑。
イエース、アイアムニッポンジンガール(ちょっと過ぎ)、
色々言ってもやっぱりお買い物大スキー、なのだ。
鍋釜のセットからカトラリー、食器、包丁に至るまで、
広い店内を駆け巡り、買いも買ったり2万円。
生活に必要なものだから、あまり罪悪感も感じず、満足マンゾク。


【13:30 ザルツブルグ南のサービスエリア】

D-A間の国境は、高速に乗ったままノンストップ。
さすがEU。
わずかに残る両替所の看板と検問の建物が、
かつてそこに存在した国境を感じさせた。

ちょっと感動した、昼食時のひとコマ。
レストランの看板に、季節限定のメニューが書かれていた。
「この暑い夏にオススメ!チリソース付きシュニッツェル、ポテト添え」
結局いつもと同じじゃ・・・
(だめ!コージ苑、それを言っちゃだめよ!)

ここから予想するに、冬限定のメニューはこんなところだろう。
「この寒い冬にオススメ!ホワイトソース付きシュニッツェル、ポテト添え」
オーストリア万歳。


【16:30 国境】

今回コージ苑達がとったルートは、
アルプスのお腹を突き抜けて国境越えするもので、
SLOに入るまでに、5km程度の長いトンネルが3本ある。
途中、出入り口が完全に見えない所での、
片側一車線通行は、閉塞感を感じて精神的に少々きつい。
それが理由か、国境はほとんど無人。
待ち時間ゼロで、無事SLO入りすることが出来た。


【17:30 新居(予定)手前の道】

往路、コージ苑がくたくたの七味屋氏を鬼のごとく急かせたのは、
ひとえに家主の都合を考えたからであった。
あまり深夜の到着になると申し訳ない、
夕食時になってしまうと、それはそれで気が引ける、
ということで、ちょうど良い時間に到着するよう、気を付けたのだ。

それなのに。

中心街に入って車を止め、指定の番号に電話すると、
「今日は仕事で市外に出てて、戻らないの〜」と奥様談。
メールした時にはそんなこと言ってなかったのに・・・
と、ハンカチを噛みしめて泣き崩れるコージ苑であった。


【19:00 ホテル クローナ】

どうしようもないので、ここまで来てホテルに宿泊。
かなり切ない。
インフォメーションでリストをもらい、
駐車場付きで値段の折り合いがつくホテルを探すと、
中心地から10km程離れた町に、良さそうなところが見つかった。

正直、あまり期待もしていなかったのだが、
そのホテル「クローナ」は、とても居心地良かった。
特筆すべきは、冷房がついていること。
暑いし疲れているし、という体にとって、これはありがたい。
加えて、レストランで食べた夕食も上々。
往路が無事終了したお祝いに、今日はビールを2本に増やして乾杯した。

★本日の走行距離:500km


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