なにがしたいのだ - 2003年04月11日(金) 選挙カーがうるさい。 ほんとうにうるさい。っていうかあのうるささの意味がわからない。 じゃあナニかね?あなたたちは、私の原稿書きの邪魔をして、書けないようにして、原稿落として、クライアントから切られて、うちの会社が大打撃を受けて、私が首を切られればいいと思ってそんな騒音を出しているのかね? もし「そうだ」というなら、むしろ許そう。 そんなイライラした気持ちで、信号待ちをしていたら、 左折しようとしていた選挙カーが 私の目の前で止まった。 ワゴンの後部座席に乗り込んだバイト君たちは、 みんな一様にこんがりと日焼けしていて、 「いま、私たち、やり遂げてます!」という 充実感に満ちた瞳をきらきらさせながら、 マイクに向かって何かがなりたてていた。 どーよ、それ、と思いながらじーっとみてたら、 そこに乗り込んでいる選挙スタッフ、 そして立候補者である張本人は、 目の前にいる私を含めた信号待ちの歩行者数人とは 目を合わせずに、見えないどこかに向かって手を振っていた。 なんだそれは。 だからなんなんだそれは、とムカムカしながら 横断歩道を渡っていたら、 反対車線から猛スピードで左折してきた車に轢かれそうになった。 街は暴力でイッパイです。 -
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