食器も味わっている - 2002年11月11日(月) たまに思うことなのだけれど、 友達と晩ご飯を食べるとき、残業でカップ麺をすするとき、 私たちはその食べ物といっしょに食器、 というか箸やフォークも味わっている。 それが状況によって、箸だったり、フォークだったり、 はたまた指だったりするわけだが、これがなかなかどうして、 何を使うかで味はずいぶん違って感じられるんじゃないかと思う。 私の場合なんかだと、圧倒的に箸を口に運ぶ割合が高い。 そのほとんどは、木でつくられているわけで、 私はこの木+食べ物という感触が 実はけっこう気に入ってるのだなあ、と最近気がついた。 場合によっては、食べ物のクリアなイメージが損なわれる (木のスプーンなどは、食器としてなにか鈍い感じがする)ので、 金属の方がいいなあと思うこともあるが、 箸や器、つまり木や土が、食べ物に触れる感触というのは、 生理的にとても馴染みがいいなあ… と、毎日の食事でたまに思うこと。 -- 宣伝。私の友達が翻訳を手伝ったという映画です。 私も未見ですが機会がありましたらぜひ。 ■time slip -
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