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■ 「覚えがない」
「覚えがない」 この言葉を 「感覚がない」 という使い方をするのは方言でしょうか?
整形の患者さんは診察前にレントゲンが必要かどうかを見るために看護婦が問診します。 で、このへんの割と年の人は触っても感覚がないってことを「覚えがない」っていうのよ。
たいていは話の流れや患者さんの外見(年齢がどのくらいか)でどういう意味で使ってるかな?って判断するんだけど、今日は見誤りました。 「いつから痛いのか?」 と質問して 「そこが覚えが無いだよ。大分むかしのことなんだけどさ」 という答えが返ってきたので「記憶に無い」という意味だと受け取って話を進めたんだけど話がかみ合わない。 どうやら身体の一部分を指してその部位に感覚がないと言いたかったらしい・・・ オレが気づいたあとは話もちゃんとかみ合ってとんとん拍子に済みました。 相手の話を聞くときは、「その言葉をどういう意味で使っているか見分ける」能力も必要なわけで。 これが結構大変です。
◆トーストとコーヒーフロート S総合病院内のレストランのトーストは、厚切りの一枚から普通の厚さの二枚重ねに変わってた。 いつからだろう? ばばちゃんの入院に付き添いしてたときは、毎回このレストランでトーストとコーヒーフロートを食べてた。 あるとき閉店間際(消灯の1時間前)に行くとその日の分のパンが無くてトーストはできないって言われた。 いつもそればっかだからほかに何を食べていいかわからないや、って言ったら「内緒ね」っていって、翌日分のパンでトーストを出してくれた。 「付き添って身体壊さないでね」っていう優しい言葉と一緒に。
そんなエピソードを思い出すと、ほんのつい最近のように思う。 もう一周忌の話をしてるのにね。
明後日、ばばちゃんを迎えるんだ。
2004年08月11日(水)
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