|
|
■■■
■■
■ ばばちゃん・?
◆ばばちゃん・? 今更、と思うのだけれど、やっぱり受容できていないんだな。 亡くなったんだってことを、分かっているようで分かっていないらしい。 遺影もお骨も「ばばちゃんの部屋」にあるのに。 線香もあげているのに。 それでもばばちゃんが亡くなったっていう実感が持てない。 こっそりと、ばばちゃんの家に行ってみた。 どうしてばばちゃんがいないんだろうって思った。 鍵を開けて入ってみても、人気がなく火の気もない家は閑散として冷え切っている。 片づけが中途半端なままで、散らかった部屋にばばちゃんの姿はない。
おかしい。
そう感じるオレの方がおかしいのに、やっぱりばばちゃんがいないことがおかしく感じられてしまう。
どこにいったの?
どうして返事をしてくれないのだろう。
2003年12月22日(月)
|
|
|