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■ Dancer in the Dark
ぽっかりと時間が空いたので、レイトショーを観に行きました。 ある雑誌に「田口ランディとビヨークの感性が似ている」と コメントされていたので気になったのもあるし。 さすがに平日の夜だけあって、客席はガラガラのスカスカ。 ちょうど中央に陣取る。
・・・泣きましたさ。ぼろっぼろっと。 ビヨークって決して美人でも、ハリウッド女優のようにスタイルがめちゃめちゃ いいわけでもない。どちらかというと控え目な顔の造型だし、背だって低い。 でも、あの表情にはやられます。にっこり笑うとチャーミングで、 相手との距離がぐっと近くなる。それに、彼女が本当に悲しんでいるときって、 目元と口元でわずかに微笑むんですよね。その表情をみていたら、彼女の 奥底にしまわれていた「哀しみ」が伝わってきて、もう(ぼろぼろ、ぼろぼろ)
映画構成の細部を語ると尽きないだろうけれど、私は映画評論家じゃないので これくらいにしておきます。しんとした空気に包まれて、どうしたものか。 映画の魔力か、ビヨークという女性の魔力か。
2001年03月27日(火)
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