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HELEN&HEAVEN
Helen
MAIL

2004年04月29日(木)
宿題

このところ会社でお弁当をとっているわけだが、画像を写真日記にアップすると同時に、もうひとつ秘かにしている仕事がある。

【その日のお弁当画像をA4サイズにプリントアウトし、批評を書き込むこと】(※但し、白黒)

私が今の会社に入社した当時、従業員数は今の倍は居た。

お弁当屋さんに頼む数も今の倍くらいあったかしら…。

従業員数が減ると共に、お弁当を頼むのも1食減り…2食減り…

その割には、どあつかましい総務部員(私)が“割り箸”(ばっかり)チョウラィ!щ(゚▽゚щ)と頼むので、最後の2食程度になったとき、とうとう弁当屋さん側から断られた。(笑)

わずか1食か2食を運ぶのには、人件費やガソリン代がバカにならないと承知しているし、その頃、手弁当持参で来る従業員が増えていたので、断られても支障はなかった。

我が社の近隣は食事処の少ないため、弁当屋さんばかりが増え激戦区である。

歩いて5分程度のところにも頼んでいたところと別の弁当屋さんがあった。

一昨年くらいか…
私が出社前、会社へ急ぐのに黄色の信号を自転車で突っ込みかけたら、同じく右折しようとしたその近場弁当屋の配達車が突っ込んできて、
急ブレーキをかけた運転手は自転車にまたがって止まったままの私と信号機を交互に指さし、窓の閉まった車内でめちゃめちゃののしっていた。
目が既に逝っていたというか、おそろしく血走った目だった。

(クソじじぃ…てめえも黄色でつっこんだがや!( ・Д・)氏ね!不買運動してやるぞ、このやらう!!)と内心、相当腹立っていたけれど…

忘れかけた昨年、突然倒産した。

そこを、今、会社に弁当を届けてくれている東京資本の食品サービスが買い取ったわけです。

近場だし…当然、営業マンが来た。

たいていの弁当屋さんは「うちとこの需要は1日に1食か2食です。無い日もあります。」と告げると、「あっ、そうですか。(^▽^;)ほな、またの機会に〜さいならー! ダッシュ!ε≡≡ヘ( ´∀`)ノ」で帰っていくのに、

ここの営業マンは「それでも構いません!近いですし!!(キッパリ)」と言い切った。
感動した。( TヮT)ノ
宅配の○シケイが京都で初のお弁当屋さんを始めるということで、すこぶる気合が入っていた。

無料サービス期間1週間。
プラス 低価格期間約2週間。
「みそ汁が無くなりかけやねん。」というと、山のようにドッチャリ持ってきてくれる。
提示した“ふりかけサービス”は、なんと我が社σ(o^_^o)だけなので他言しないでくれと向こうの営業マンに言われた。
スマン!もう、親会社の友人に目撃されてしまった。(爆)

私は何か、「お礼を…自分に出来る範囲でこのお弁当屋さんに協力できることはないかな?」と考えた。

知っている範囲の企業は紹介したし…。

後は、ホテル・バンケットアルバイトの経験をいかして、お料理の品評だわ♪
初めての弁当部門ということもあって、味付けは当初、特におひたし系が非常に濃かった。

「たぶん、おひたし係は疲れてはるのとちやうか?」食べながら、皆で、冗談を言い合った。

毎日、「いつか料理長に刺される…(;・∀・)」とビビリながら【味付けからレイアウトまで】品評を書き提出した。
(配達の人間が捨てているかもしれないしね。刺されなくて済むかも…。)と思っていたら、
「とても助かります♪参考にしてるんです。(宿題の)無い日は逆に調理場から、どうした?と尋ねられます。」と営業マンが言った。

…正直言って、毎日書かないと翌日の味付けのインパクトにより前日の味付けを忘れがちだし…

邪魔くさいのと本来の仕事の忙しさもあって「品評の提出は、試食期間で終わりにしたろか。」と目論んでいたのが、ひくにひけなくなった。

いつもカラ弁当の引き上げの時に品評は提出するのだが、先日、30分ほど早く来たため、まだ宿題ができあがっていなかった。

「まだ、書けてないんですけど…。(;´▽`A``」と言うと、

「まだ、引き上げにまわらないとイケナイところがあるので、帰りに寄ります♪」と配達の兄ちゃんは言った。

(;´д`)トホホ

既に、仕事でめいっぱい使った右手にむち打ち、ミミズのようによれる文字で宿題をかきあげた。

お味の方は…

日々、向上の様子を皆の味覚が証明していると思う。

早く、宿題を提出しないでもよいレベルまであがってくれると助かるんだけど…。(笑)