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■ love heart −後編−
(『前編』を読んでない人はどうぞ。)
ゆっくりと階段へと向かう。 心臓は、ドキドキして喉の辺りまで来てるみたい。 Mが私達に階段手前で気がつく。 階段の下の歩道で止まってこっちを見てる。
胃が痛くなりそうな緊張。笑
歩道に着いて彼の方へと歩む。
軽く笑顔で挨拶。 「元気?」とか聞かれて、「元気。」って答える。 私も聞いたりして、 「何か変わったね??」って言って見ると 「帽子のせいじゃないの?」って切り返され、 「そのせいじゃなくてー・・・」上手く説明できず 会話に詰まる。その後、
微妙な間。軽く思考停止。笑
「そういえば新年のカード、受け取った?」と話題転換。 本当は、新年にカードを送る筈だったんだけど、 住所が見付からなかった私は、バレンタインの時に 正月買った土産とチョコと一緒にカードを入れてプレゼント。
「住所を無くしてしまって出せなかったのー。 ごめんね。」と謝ると 「僕の方こそ出さなくてごめんね。 僕も住所見付からなくて・・・。」と逆に謝られる。 「私のほうこそ・・・。」ってもう一回謝ると、 「いや、僕の方が悪い。」とか言われて 「君はくれたのに、僕は未だあげてないから 僕の方が悪い。」みたいに言われ、沢山 sorry,sorry,sorryと謝られた。 再び微妙な間。話そうと必死。笑
「そう言えば、長い間遭わなかったねー。学校とかで。」 って言うと、 「今はclass、2つしか取ってないからね。」 て、返された。 「そうなんだ〜。」
ネタ終了。笑 三度目の沈黙は、会話の終了の合図だった。
「じゃあ、俺等はそろそろ。」彼の友達が、 一人ぽつんと待ってるのを指して、彼が言う。 「それじゃあ・・・。」と彼。 実は、彼等スケボーをしてた途中だった。 これ以上の会話は自分的にも無理なの分ってたから 「うん、じゃあまたね。」 と二人を後に歩き出す。
歩きながらYに 「自分が何言ってたのか分んない上に いつも以上に分け分んない事言ってたよ〜私。」 と急に泣き言。 「そう?」 「それもいつもよりも話せなかったし。」
negative思考全開。笑
「十分喋ってたよ。前話した時はさ、 別段急いでないみたいだし時間的にも余裕があったから 長い間話してたけど、今日はあの友達待たせてたし、 普通に余り話せなかっただけだよ。」
正論。笑
もう正常な判断も出来ない。 出来なくなってしまう。
いや、でも本当に今日はいつもの倍、話せなくて その上、自分が何を言ってるのかも全く分らなくなって 言葉は表へと出てきてはくれなかった。
彼と話せる事の嬉しさと緊張が 混ざってもう訳分んなくなってた。
そして、思い知る。
『彼に恋してる。 彼が好きだ。』
と。 私が意外に舞い上がってて 既に彼にknock outされてて そして、舞い上がる位 はまっていて驚いてる。
すごく幸せで 急に自分に対しての自信が減る。
久しぶりの恋は、私を
くるくる、くるくる。 くるくる、くるくる。 くるくる、くるくる。 くるくる、くるくる。
と巻き込んで何処かへ連れて行ってしまう。
一体どうなる事やら・・・・。笑
2002年02月21日(木)
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