熱帯マンゴー日記

2004年04月14日(水) 洋楽CDの輸入盤が手に入らなくなるかも!?

デマじゃなく、ほんとなんです。
もう、この記事読んだ時は、怒りの余り気を失いそうになりました。
初めて知った場所は某有名掲示板ですが、リンク辿って新聞社や弁護士やこれに反対する国会議員のサイトも巡ったので、ほんとにほんとなんです。

このアホな法案が出たきっかけは、*日本の歌手の逆輸入CDの流入を阻止するという法案だったわけなんだけど…。
(*アジアなどの海外で製造されたCDね。中身は日本盤と同じ。違うのはブックレットが中国語とかになってるってこと。つまり海外専用なんだけど、CD自体は日本盤と同じで値段が日本盤よりも安いの)
まぁ、逆輸入CDに関しては仕方ないかな、って感じてたんだけど、それに乗じて、洋楽のCDの輸入も禁止しちゃおうって案が文化庁から出されたのだよ。
日本のレコード業界の保護の名において…。
おいらの頭悪い文章じゃあ、いつまで経っても埒があかんので、詳しくはここを見てちょーだい。

海外盤CD輸入禁止問題

昔は$1=\360だったんで、洋盤なんて高嶺の花だったんだけど、円高になってからはタワーレコードとかが出来て、東京に行くと必ず寄ってました(今は全国にあるけど)。あと、地元にある輸入盤専門店にも行ったものだ。
あっ、昔、おいら音楽狂いだったもんで。
お小遣いは殆どレコード代(CDでなく、レコード…。だからおいらは年寄りだって)に消えてました。
日本盤にはない物もあったし<輸入盤。
あとはやっぱり値段が安いってのは魅力だよね。下手すりゃ、日本盤の半分だよ!
最近はあんまりCDも買わなくなったけど、輸入盤は気がむけば買うです。
変なコンピレーションとかあったりして、面白いんだよね、輸入盤って。
インド映画の主題歌集とかブラジル音楽集とか昔のラウンジ音楽集とか〜。
(全部おいらの趣味(^^;)
最近買ったのはラウンジ音楽集。ジャズや映画音楽に混じって、何故かエキゾチック音楽のレス・バクスターとかがあった。
あの時代(1950〜60年代)のチープゴージャス感が好きっす。
で、話がそれたけんど、もしも、洋盤CDが輸入禁止になったら、変な音楽を発掘する楽しみもなくなるのだ(T.T)。
それから、輸入盤禁止で国内盤オンリーになるとCCCD(コピーコントロールCD)になっちゃうって危険性があるんだって。
このCCCDは機種によっては再生出来ないプレーヤーもあるんだそうだ。
うちのプレーヤーは再生出来るんだけど、中にはプレーヤーを壊しちゃうのもあるらしいとのこと。

何やってるんだろうね<日本政府。
消費者なら、中身が同じ物があったら安い方買うのは当たり前だし。
確かに、国内盤は高い。特にこの不景気ではねぇ。
おいら、最近の日本人歌手はレンタルで済ましちゃってるワ(ーー;)。
それか中古。
音楽熱が昔ほど高くないってのもあるのと、今の日本の音楽シーンって全然面白くないもん(一部除く)。
まっ、愚痴はこれくらいにしといて〜。

とにかく、この法案が通ってしまうと、来年の一月から施行だそうです。
抗議メールを送りたいけど、文才がないのと論理性のある文が書けないので、アタクシに出来ることと言えば、「抗議」の意思を表すことしかないので、拙サイトに抗議のバナーを張ろうと思ってます(前述のサイトで配布してます)。

裁判員制度も児童ポルノ法もメディア規正法も、何か「イヤ」だなぁ、と感じましたが、この輸入盤禁止法案は最も理不尽で意味のない事だと思った。
しかも、世間的に全く知られてない。知らぬ間に「可決」ってあり得る。
日本の「幸せな時代」(若しくは無責任?)の終焉かもしれないね…(T^T)。

暗くなってしもたが、これからは江戸時代の庶民のように「絶望的な諦観」で生きると楽なのかもしれんなぁ。
はあ。

高村薫のムックを買ったので、沈没して来ます。
やっぱ「萌え」が世界を救うのよ(意味不明)。
ゆうすけ…。ウフv。←壊れてしまった模様。


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