2002年05月07日(火) |
十二国記第五章(ネタバレ) |
祝!お笑い、ぢゃなかった、海客三人組解散! ってことで、第五章でございます。 塙麟に再会した杉本は騙されてるのも知らずに、くっ付いて行って、塙王の手下になる。 一方、置いてかれた浅野と陽子は餓えや妖魔と戦いながら旅を続けるが、妖魔との戦いの最中、浅野は川に落ち、陽子と離れ離れになる。 尚隆の命で慶に潜入した六太は践祚した新王舒栄が、偽王であることを見抜く。 一人きりボロボロに疲れ果て倒れた陽子の元に、例のホタホタが…。 って所で続く〜〜。
まあ超簡単な粗筋はこんな感じでございます。五話で原作の上巻をやってしまうんだから、結構なジェットコースターな展開ですな。 それにつけても、杉本、もう勘違い最大級です!原作読んでる身としては、塙王に上手く騙されちゃってるのが判ってるんで、鼻で笑っちゃうんですが、よく考えれば杉本も哀れですなぁ。 自分がこの世界から選ばれた人間と完全に思い込んで、陽子を狙う刺客になっちゃうのだ。杉本も塙麟の使令の賓満を憑衣させられちゃうのです。女対女の戦いってか!? それから一部で囁かれていた「杉本偽王説」ですが、舒栄の姿がバッチシ出て来たんで、この説はなくなりましたね。でも、最終的には陽子と戦うんだろうなぁ。実は景王が陽子だと知ったら、杉本大ショックでせうねぇ。おまけは実は杉本だったんだと知ったらねぇ。早くその姿を見たいものだ(ああ、アタクシって鬼畜)。 はあ、前回も叫んでたけど、ほんと、浅野、いらんよ…。何の為に出てきたのか!?陽子の心に疵を負わせるための道具だったのかも(^^;)。戦うのも陽子だし、浅野は野郎のくせに、ただくっ付いて行くだけ〜。んでもって、最後には本音を喋っちゃうし〜。ほんとは杉本と一緒に行きたかったとか何とか。まあ、川に落っこちてしまって行方不明なんで、もしかしてこれでお役御免? 原作にはない六太の慶国隠密道中ってな場面は、話を判り易くしてくれたみたいで、こういうアニメオリジナルな所は大歓迎です。原作では舒栄は名前だけで姿など出て来なかったもんね。(新王舒栄を守る禁軍の兵士募集って場面です。難民の中から兵士を選んでるって所で六太もそこに遭遇。遥か遠くの城壁に舒栄と景麒がいるという寸法ッス。舒栄が真王であることを示す為に龍旗まで揚げるっつう芸の細かさ) それから、舒栄の足元に寄り添っていた景麒が呪で封じられているという事も、六太のセリフから判ったんで、そういうトコも親切かも、と思いました。 飴売りの親子とも再会したけど、原作の湯飲み一杯の水飴を貰う場面はカットされてました。そういう細かい所が好きなんだけどなぁ。残念。 で、ラストで雨除けの葉っぱを被ったホタホタ登場!真打ちって感じです! でもでも、次回予告見たけど、見たけど、ホタホタ、可愛くない!!何か硬そう…。 まあ、贅沢は言うまい。ホタホタ出ただけで一安心だもんね。
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