フライングペンギンダイアリー
夏心からり



   フィルター越しの未来

 人の目を意識した文を書くのは、自分にとって意味があることだと思っているので、日記は続けています。
 でも最近、インターネットという媒体を通して自分の意見を伝えることや他人の考えを読み取ることって難しいなあ、とつくづく思います。

 ……すみません真面目モード入ってます。
 しばらくしたらお馬鹿モードに切り替わるので、「またか」と思ってやって下さい。

 ◇◆◇

 キスイヤこと、よみうりテレビの「キスだけじゃイヤッ!」に、高知県の女の子が出演していました。
 その子がバリバリの土佐弁で話していて、「あ、懐かしい〜!」と思って見ていたんです。
 でも、聞きなれた言葉のはずなのになぜか違和感があって、「あれ?おかしいな、そんなに大阪弁に染まったかな……」と思って見続けていたら、原因が分かりました。
 バラエティ番組って話した言葉が下に表示されますよね。アレです。
 方言が文字になると、ものすごい違和感があるんです。
 そしてお互い土佐弁で話しているならまだしも、一人だけで話しているので浮いてしまって、違和感が増すばかり。
 地域にあってこその方言なのかなあ、と思ってしまった夜でした。

 でも大阪弁はテレビでもよく聞きますよね。
 あれは特に違和感が無いので、単純に自分が地元の言葉を特別視しているだけなのかも、とも思います。


2004年06月28日(月)
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