|
|
■■■
■■
■ 動物の小説(童話)
いぬいとみこさんが亡くなったそうです。 『北極のムーシカミーシカ』等の小説を書かれていた方です。 作品自体は後世に残りますし、知り合いでもないのですが 何かがポッコリと抜け落ちたように感じます。 御冥福をお祈りいたします。
小さい時に環境から受けた影響って、残りますね。 自分を形作ってくれた、と言えるかもしれません。
小さい時にたくさん本を読みました。 テレビもよく見ていました。 動物が主役の物語が大好きでした。 『北極のムーシカミーシカ』もその一つで、アニメにもなっています。 北極に住む白熊の子供たちの物語です。 自然は時に厳しく、時に優しい事。 生きていく為には、他のものの命を奪わなければならない事。 それでも信じるもの、守りたいものがある事。 大切な事を沢山教わりました。
その他の動物モノの作品として、 『白い牙』(ジャック・ロンドン著)は私の狼好きの大原点です。 アニメを小さいときに観て以来、忘れられません。 唯一の友達であり、家族であった狼の子と共に生きてきた少年が騙されて 狼の子と引き離されてしまった後、雪の降る山道で声をかけられます。 「ぼうや、こんな所にいたら狼に襲われてしまうよ」 その時に少年が力いっぱいに 「狼なんか、人間に比べたらちっとも怖くないや!」 と叫んだ声が、いまでもハッキリと心に残っています。 だから私は「狼は恐い」という観念が無いままです。
今の私があるのも、今私が勉強している事も こういった過去の小さい事から発展していったのだなあと思うと 色々考えさせられます。
= その他動物の登場する小説 = 『遠い海から来たCoo』(アニメ化されています) 『シートン動物記』
2002年01月18日(金)
|
|
|