ムッキーの初老日記
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先日、母が自宅の廊下をスッテンコロリンとすべって 縁側下のコンクリートの上に転げ落ちたらしい。 そして腰をしたたか打ちつけ、後頭部もちょっと打ったらしいのだ。
私もそれを昨日聞き、もう心底びっくりたまげたのだが 本人はいたってあっけらかんとしている。
「いや〜まいったまいった( ・∇・)ケロッ」
と軽く笑ってる母はもう66歳。 下手したら骨折などしてそのまま寝付くことだってありえるのに なんて恐ろしいことを!!
病院行ったのか、脳波は取ったのか、なんで連絡しないんだ! と怒る私に
「大丈夫だよ。打ち身だけだったし 落ちて3日後に、鳥の夢を見たから」
は?鳥の夢?なにそれ
「これは実は昔からなんだけどさ お母さん、病気したりすると、治る前に必ず鳥の夢を見るんだよ。 きれいな青空に、青や白やピンクや黄色や、そりゃ色とりどりの 大きい鳥たちが舞い飛ぶ夢。 そうすると不思議に、その日を境に具合が良くなったりするんだ。」
へえええ( ゚Д゚)!
「昔、ガンやった時もさ、ああもう死ぬのかも・・・なんて思ってたら そりゃもう綺麗な鳥の群れ飛ぶ夢をみてね 朝病院のベッドの上で『あ、大丈夫だ。絶対治る』って 確信したんだ。あれから15年、あたってたろう?」
そうだねえ
「で、今回も落ちて2、3日は腰は痛いし辛かったんだけど またきれいな鳥が飛ぶ夢を見てね〜。 それで、ああ大丈夫だと思って、別に連絡しなかったんだ。」
わかったけど、でもやっぱり連絡はしてよお母さん。
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ムッキー
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