ムッキーの初老日記
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2007年06月02日(土) 【ムッキーの北海道リポート】3

【3】富良野1日目

支笏湖から恵庭→千歳→追分→夕張→日高→占冠→富良野。

途中「道東自動車道」という高速道路っぽいものも通ってみたが、車はほとんど走っておらず、しかももの凄い横風が吹きまくり、ハンドルを取られそうになり、次の日に両腕が筋肉痛になるほどガッチリ握りっぱなしであった。怖かった・・・。

そのほとんどが山道だったので、途中何か美味しい物を食べようというもくろみは外れた。昼もかなりすぎた頃、夕張でドライブインのようなところを見つけ、そこに入った。そこでラーメンなどすすってみた。特にウマイというわけでもなかったが、量だけはたっぷりあったのでイタズラに満腹になってしまい、帰りに食べよう!と言っていた入り口の屋台のジャガイモの何かとか、ソフトクリームが入らなくなってしまった。

そこで背中に「熊斬りっ!」と書いてあるTシャツを見つけ、小さく書いてある大雑把なイラストがいかにもオッサン君向けだったので、やつへのお土産に1枚購入した。
 

夕張メロンの試食で喉を潤し、いざ富良野へ。バカーナビのせいで、富良野に着いたのは予定よりもだいぶ遅い時間だった。

今夜泊まるのは航空券とレンタカーとセットになっていた「一泊分の宿泊」で選んだ富良野のペンションだ。部屋に入るとそこは6畳ほどの畳部屋で、我々は「うそでしょ!何この狭さ!」とビックリしてしまったが、よくみたらロフトが付いており、上がってみたらベッドが3つあった。なるほど、下はくつろぐためのスペースか。ああほっとした。

荷物を降ろしひと段落し、もう4時半だけどとにかく一箇所でも何か見に行こうじゃないかという元気が蘇ったので、富良野マップを見て、有名な「ファーム富田」に行くことにした。ファーム富田までは車で約20分。

写真で見るとかなり雲が出ているが(少しにわか雨が降った)、実際はまだまだ太陽が燦燦としてした。まだ満開ではないとの事だったが、それでもすごい紫色(ラベンダー)の洪水だった!そしてその紫色を引き立てる色とりどりの花、花、花!「お花畑」ってものを実際の目で見たのはこれが初めてかもしれない。本当にそこは絵本に出てくる「お花畑」であった。

お土産売り場も、スタッフの制服も、ちょっとしたものすべてがラベンダー色。ソフトクリームまでも「ラベンダーソフト」、薄紫のソフトだ。ちょっと食欲が失せる色である。それでこの時は食べないでしまったのだが、実はこのことを明日後悔することになるのであった。

花畑とラベンダー色のお土産を堪能し、ペンションに戻ったのは7時。すぐに夕食。
部屋に戻って談笑などしてふと気づいたのだが、もう8時を何分も過ぎているというのに、外が明るいのだ。まだ「夕方」という感じで、暮れきってない。関東ではいくら夏でも7時半前には夜になる。なのにこの明るさはどうだ!白夜・・・?一番下の写真を見てほしい。これで午後8時半だ。まだ空が明るい。北海道の夏は昼間が長いな・・・と思ったその時、( ゚Д゚)ハッ・・と気づいた。

「長い夜」(byチー)って、このことかや!?

北海道の夜は、活動できる時間が長いのである。

この日は観光というよりも「移動デー」という感じだった。食べ物にも、ペンションの従業員にもあまり恵まれず、ぶーぶー文句ばかり言っていたような気がするが、振り返ってみるとそれもまた楽しかった。

明日は富良野探索と、美瑛へ足を延ばす予定だ。
早く寝て、運転疲れをとって、明日に備えよう!


ムッキー

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