ムッキーの初老日記
DiaryINDEXpastwill


2005年04月16日(土) スペース・イズ・マネー


先日夕方のニュースを見ていたら『激安のお店特集』をやっていて
激安スーパーの10円の大根を買いに来た人々の行列を映していた。
前のほうに並んでいるご婦人は、なんと開店2時間前から並んでいると言う。


・・・2時間前ですよ。


2時間。ただ並んでいるだけの2時間。
私なら、10円で大根が買えても全く得した気分になれない。

普通大根の値段は、せいぜい200円前後だ。
190円を[節約]するために2時間を費やすのって
どう考えてもおかしいと、あのご婦人は思わないのだろうか。

2時間あったら190円以上の利益を上げられると思うがどうか。

時は金なり。
年取れば取るほど、タイムイズマネーですよ。
なんと言っても持ち時間がもう残り少ないんですから。


時間。空間。経験。
こういうものにかかるお金に無頓着な人は結構多い。
何でもかんでも取っておいて捨てられない人がよく言う

「だってこれ高かったんだもん。」
「いつか使うんじゃないかと思って。」


ある統計によると、家にあるもので、ただあるだけで使用してないもの
これからも使用するかどうか不明なものの割合は、5割強だと言う。

例えば、貴方の家賃が10万だとする。
その空間にある5割強がある種の不用品と言う事は
月に5万年間60万円をそんなガラクタ保管のために支払っている事になる。

そんなお金は黙って払うくせに(払っていると言う自覚はないだろうが)
「もしかしたら使うかも知れないからもったいない」と
用途不明のネジが捨てられない人のナント多いことだろう。

もったいない事あるか。
ネジなんか買ってもどんなに高くても500円はすまい。
500円を惜しむくせに、60万円は払い続けている。矛盾だ。

大根のために2時間並ぶ人も
ガラクタのために家賃(持ち家でも同じ)を払い続ける人も
時間と空間の違いはあれど『見えないもの』にかかるお金に
あまりにも無頓着ではないだろうか。



買った時どんな高くても使わなければ価値は0円。
0円のものを捨てるのに、何を躊躇する事があるだろう。

かく言う私も、実は最近意識改革に成功したばかりだ。

使わないもの捨て(売る、あげる、リサイクルするも含む)
クリーンで、余裕ある空間を手に入れると言うことは
なんと気持ちのいいことだろう!

もっと早く知りたかったとつくづく思う。





+・+・+おっつぁん君のメロディー+・+・+

04/16 やめてー!目をつぶってカラオケ歌うのはやめてー!
 
04/15 栗山の「要するに」は全然要してない。

04/14 ストッパー佐々木、ストップかからず。

04/13 最近のいいともはまったくウキウキしない。

04/12 あんな風にパーン!ってなるならマックは買わない。

04/11 座禅が組めないので悟れない。

04/10 屋根の上でバイオリン弾かれちゃ…たまらない。

04/09 襟裳の春より何も無くなった森進一。

04/08 疲れてるのでニンニク食べて、まさかの胃痛。


ムッキー

My追加