ムッキーの初老日記
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マイ・デステニー、チーちゃまは正直な男だ。
チーちゃまはよく、さだまさしと谷村新司が大嫌いだと言う。
もう大ッキライなんだよ。生理的にキライなんだ。 月に一回キライになるんだ。
こう言う事をおおっぴらに言うので誤解も受けるけれど 私は彼のバカ正直さを愛している。
キライだ。とはっきり言った後に、彼はこう付け加える。
奴らが好きな人は好きならいいし、一緒に嫌えとは言わない。 ただ、俺は、奴らが嫌いですよ、と言う事だ。
俺は奴らが大キライだけど、それは奴らを否定するものではない。 否定はしない。だって奴らがいるから
『ああこんな生き方はしたくない』とか 『同じフォークシンガーとしてこんな歌は歌いたくない』
と思えるんだもん。いなかったら思えないもん。 だから言うんだ
『どうぞどうぞいてください。・・・キライだけど』って。
こんな風に生きられたらいいだろうなと思う。 だがキライなものをキライと言うのは 好きなものを好きと言う、その何倍もリスクがある。 批判反感がいっぱいついて来るだろう。 それも全部受け止めて、風を正面から受けてもしっかり立って あごを上げているチーちゃまを、男として尊敬する。
正直に物を言うけれど、その反面誰よりもナイーブなんだろうなと思うのは あのツルッパゲ具合だ。 30そこそこでかなりハゲ上がったチーちゃま。 そこには遺伝や体質だけではない何かが作用したな、と察しがつく。
毛根は正直だ。 全身を傍若無人という名の鎧で覆っても、頭皮だけは覆えなかったんだな。
私は彼ほどには正直には生きられないが 今日は少しだけ真似させてもらう。
自分がどれだけ人を傷つけて気を使わせているのかもわからずに 『私は傷ついた!私は傷ついた!』と声高に叫んでるオマエ。 都合の悪い事は言わずに、事実を湾曲して人を攻撃するオマエ。
私はオマエのような女が大嫌いだよ。
だが私はオマエを否定はしない!オマエのような女がいなければ
『ああ、人としてこんな生き方はしたくない』とか 『同じ女としてこうはなりたくない』とか、思えないもん。
だからどうぞそこにいてください。
キライだけど。
+・+・+おっつぁん君のメロディー+・+・+
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ムッキー
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