ムッキーの初老日記
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先日「騒音に腹をたて、管理人を刺した容疑で住民逮捕」というニュースを見た。
なんでも、マンション廊下の電灯の修理だか設置だかをする音がうるさいと 容疑者から苦情を受けていた管理人が、工事終了後、業者の人と共に謝罪に行った所 容疑者がいきなり管理人に切りつけたのだという。
世も末だ。 自分のマンションの電灯だろう? ちょっとした我慢も出来ない若人が増えているとは思ったが この容疑者は68歳だそうだ。 老若男女問わず、何をみんなそんなにヒステリックになっているんだろうか。
管理人氏は「謝罪」に行ったそうだが 悪くないのに謝罪せねばならないのもつらかったろうに その上刺されるなんて、本当に踏んだ蹴ったり、気の毒としか言いようがない。
子供の頃、マンションの管理人という職業に憧れた事がある。
私の中の「管理人」のイメージは
玄関ホールにある小さな管理人室の小窓から マンションに出入りする人をチェックしつつ 机の上の小さなTVを見てお茶を飲み飲み煎餅をかじり 宅配便を預かり、夜それを取りに来た住人に 「あら、美味しそうねえ〜」などと言い 住人の実家から送られたりんごを2、3個せしめてほくそえむ・・・ というものだった。
なんだか楽そうだよな。いいなー管理人。 と、憧れたものだったが、どうやら実は大変らしい。 それはそうだ。真っ当な仕事で楽なものなどありはしない。 どんな仕事でもみな大変なのだ。
同じ「管理人」として、刺された管理人氏の早い回復を祈る。
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ムッキー
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