ムッキーの初老日記
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2004年10月18日(月) |
ラン!ムッキー!ラン! |
先日の日記で20年ぶりに高校時代のクラスメイトにばったり会ったと書いたが そのせいか、書いた晩に夢を見た。
舞台はどこかの居酒屋っぽい場所 私は湖畔の恋人カオリちゃんと二人で楽しく食事をしていた するとカオリちゃんがハッとして
「あれ?あっちの席にダンナ(マサカズさま)がいるー。 あれま、偶然、ちょっと行こうか。」
と、私の手を引いてマサカズさまの席に連れて行った マサカズさまは4人で飲んでいて、そのうちの一人が なんと昔あこがれていた、会社の先輩だったのだ
『○さんがいるの!?えーマジっすか!どうしようどうしよう。』
私は激しく動揺した 足が震えるほど緊張しながらマサカズさまの席の前に立つ私 なにかの陰になって、○さんの顔は見えない カオリちゃんがマサカズさまに何か話しかけ、連れの3人にも順々に挨拶をしている そして遂に○さんにも話しかけている
「○さん、お久しぶり、ムッキーも一緒なんですよ。 ムッキーほら、○さんだよ。」
○さんの顔はまだ見えない、後姿だけが見えている あの頃のままのヘアスタイル、肩の感じ、おおホントに○さんだよ
私は心臓が口から飛び出しそうなくらいドキドキしている あの頃、大好きだった○さんが どうしてるのかな、会ってみたいなと思っていた○さんが、そこに座っている。
「え?ムッキー?ホントかよー、懐かしいな」
覚えのある声がそう言う そしてゆっくりと体をひねって、こっちを振り向こうとしている
ああ○さんが○さんが・・・!感動の再会の瞬間である。
ところが。その時私は思いもよらない行動に出たのだ。 なんと、今まさに○さんが振り返るというその瞬間
踵を返し、脱兎のごとくその場を逃げ出したのだ。
あんなに好きだった○さんなのに、会いたかった○さんなのに 私は○さんに背中を向けて、ダーーーーッと全速力で逃げ出した。
走りながら私は思っている。
『わああああ(T□T)あああ!なんで逃げるんだ俺〜!?』
自分でも良くわからないで、それでもまだ走っている。
そこで目が覚めた。がっくり・・・。 なんだよーなんで逃げたんだ私よ・・・。 後悔したがもう遅い。
そして思った。
きっと私は初老になった自分を見せたくないのだ。と。
まさしく先日の日記に書いた理由だ。 20歳のムッキーがいきなり39歳になった姿を、憧れた人には見せたくないのだ。 女の見栄?いったい何なんだろうこの感情。 冷静に考えりゃ、○さんだってもういいオッサンなのに。
今度夢で会ったら、また私は逃げ出すだろうか? そして、もし本当にどっかでバッタリ会ってしまったら 私はいったいどういう行動に出るだろうか?
そんな日が来て欲しいような、欲しくないような。
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ムッキー
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