ムッキーの初老日記
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2004年09月01日(水) |
アンラッキームッキー |
先日友人と話していて、チョコボールの「おもちゃの缶詰」の話題になった。
おもちゃの缶詰。それはチョコボールの取り出し口にエンジェルの絵が印刷してあったら 金なら1枚銀なら5枚集めるともらえる、子供の頃の憧れだった。
↑これは銀のエンジェル
「おもちゃの缶詰どころか、あたしゃ銀のエンジェルすらも見たこたないよ。 一回もないよ。それを5枚集めろなんて夢のまた夢だったなあ。」
と私が言うと、友人は言った。
「私は銀のエンジェルを5枚集めたことが2回あるよ。」
(゜□゜)なんだとっ!?マジで!?
彼女は三人姉妹なので、妹達とチョコボールを食べまくり もちろん5枚集めるのは時間がかかったけれど 子供時代に2回、おもちゃの缶詰を手にしたのだという。
そうか、3人いればそういう事もありうるんだな・・・と ひとりっこの私は、妹達とチョコボールを食べまくった彼女を羨ましく思った。
それと同時に、子供時代は10年はあったはずなのに 銀のエンジェルさえ一度も見ることが出来なかった 己の運の悪さを、今さらながら実感した。
そういえば、子供の頃よく見ていた「ロンパールーム」という番組。
番組の最後、みどり先生(私の時代はうつみみどりだった)が鏡を覗きながら
「鏡よ鏡よ、鏡さん。みんなに会わせてくださいな、そ〜っと会わせてくださいな。 あ、マサオ君、ケンイチ君も見えますねー。チハルちゃん元気かな? トシエちゃん、アヤちゃん、いい子にしてますか?マサヨちゃんもいますねー」
など、TVの前の子供達に名前を呼びかけるコーナーがあり 私はいつ自分の名前が呼ばれるのかとドキドキしながら待っていたものだが・・・
ついに私の名前が呼ばれる事はなかった。 ただの一度もなかった。
確かに、私の名前は珍しいといえば珍しいのだけれど 同じ名前の女優さんはいるのだ。一回くらい呼んでくれてもいいじゃないか。 私ってなんて運がないのだろう、と 子供心に非常に悲しい気持ちになったものだった。 もし私が見ていない時に呼ばれていたとしても その時見ていなかった、という自分の運のなさが悲しい。
そんな運の悪さを引きずって、今に至っている。
↑「富良野満喫」8/20UP
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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