ムッキーの初老日記
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あなたの、一番最初の記憶は何ですか。
私が覚えている一番古い遠い記憶は、2歳の春のものだ。 暖かい日だったように思う。 玄関が開け放ってあった。 母が庭で洗濯を干していた。
玄関にあった母のズックを履き、私はヨチヨチと表に出た。
もちろんズックはぶかぶかだ。 脱げないように一生懸命足先にチカラを込め 私は母の背中を目指した。
その時。 力を込めすぎたせいか、オシッコがしたくなった。 マズイ。早く母に伝えねば。 そう思った矢先、私はその場で漏らしてしまった。
そしてその漏らしたものが、足を伝い ぶかぶかのズックの中に蓄積した。 歩くたびに、ズックがジャブジャブと鳴った。 水溜りにはまった後のように・・・
ウギャーーッ!(iДi)
あまりの気持ち悪さに、私は火がついたように泣き出し 驚いて振り返った母は 足をジャブジャブ鳴らしながら自分に近づいてくる娘に 思わず後ずさりしたと言う。
そんな話をオッサン君にしたところ
「俺の一番古い記憶は、1歳半くらいの時だなー。 鼻の穴にボタンを詰めちゃってよ・・・ 取ろうと思ったらどんどん奥に行っちゃって 怖くなってフギャー!(T◆T)と泣き出したら お袋(シュー・トメ)がすっ飛んできた・・・って記憶だなぁ。」
「へえー。それでどうなったの。」
「そこまでしか覚えてねえんだけど お袋が言うには、クシャミしたら取れたみてえよ。」
「ふーん・・・。」
夫婦揃ってロクな物心のつき始めではなかったようだ。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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