ムッキーの初老日記
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2004年02月12日(木) |
北の国から2004 凍死 |
睡魔。 この恐ろしい悪魔のせいで、先日危うく凍死しかけた。
祝日前夜。 オッサン君は先に寝てしまったので 私は心おきなく深夜までPCの前にいた。 明日は早起きして弁当を作らなくてもいい。 そう思うと寝るのがもったいなかった。
だが、さすがに深夜1時を過ぎるとあまりの眠さに 頭がグラングラン揺れだしたので 「今夜はこのへんにしといてやるか・・・。」 と、寝る準備に取りかかった。
PCの電源を落とし 電気座布団を切り ストーブの火も落とした。
背骨が凝ったなあ・・・と思った私は そのまま後ろに寝ころがり、手足を伸ばし 「んーーーーーー!」と背骨を伸ばした。
私の記憶はここまでだ。
「おい!何やってんだ!起きろ!死ぬぞー!」
そう言って誰かが私を揺さぶっている・・・ うるせえな・・・・ なんだよ・・・
「寝るなー!死ぬぞーー!」
それはオッサン君の声だった。
「・・・なんだよぅ・・・うるさいな〜・・・」
「うるさいじゃねーよ! オマエ今どこに寝てんのかわかってんのか!?死ぬぞ!」
「んぁ〜・・・?」
だんだんと目が覚めてきた。 よく見るとそこは布団ではなかった。
PC前に大の字になって寝ている己の姿があった。
時計を見たら2時半。1時間以上寝てしまったらしい。
「・・・あれ!?( ゚Д゚)」
「ちゃんと布団で寝ろ!俺が起きなかったら朝までここで寝てて 凍死するところだったぞ!ばーか!」
「んな大袈裟な・・・・」
と言って起き上がろうとしたが あまりに冷え切った身体はすぐには動かなかった。 触ると全身が氷のように冷たくなっていた。
暖房器具を全て落とした後、睡魔に襲われたため まるっきり無防備で、真冬の深夜に1時間以上ひっくり返っていたのだった。
「さ、さむい・・・((( ;゚Д゚)))」
寒い上に泥のように眠く、身体が言うことを聞かなかったので ホットミルクを入れてはくれまいか、とオッサン君に頼んでみたが
「ふざけんな!俺はトイレに起きただけだ。」
と、予想通りの答えを残し、やつはサッサと寝てしまったので 私は最後の力を振り絞り、どうにか自分の布団まではって行った。
「ううう・・・寒いよう・・・寒いよう・・・」
オッサン君の冷たさと、己のバカさ加減を呪いながら震えていたが いつの間にか眠ったらしい。 どうにか無事に朝を迎えられ、ホッとした。
睡魔に襲われた時に、背骨のコリを気にするのはやめよう。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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