ムッキーの初老日記
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数ヶ月前のこと。
オッサン君とTVのクイズ番組を見ていて わかるものは答え、「当たった〜!」だの 適当なことを言って「ダメだったか!」だの 言い合っていた時のことだ。
1951年『貝になった子供』を出版 第一回児童文学者協会新人賞を受け 以後、『ちいさいモモちゃん』シリーズや『赤ちゃんの本』シリーズ で知られる女流絵本作家は誰でしょう?
と言う問題に、オッサン君が元気よく答えた。
マツタニ ミヨコ!
結局誰も答えられず、司会者から答が発表された。
「誰もおわかりにならない。 えー・・・答えは松谷みよ子さんです。」
おお、オッサン君大当たり。
「すごいね、絵本作家知ってるなんて。」 と言って振り向くと、オッサン君が
(゜□゜)・・・
という顔をしてポカーンとしていた。 当たったのがそんなに嬉しいのかと思ってほっといたら どうやらそうではないらしい。
「あわ、あわ、あわわわ!」
「何!?どうしたのよ!?」
「あわわわわ!あわわわわ!」
「だから、どうしたんだってば!」
今、俺、テキトーに言ったんだよ。
「テキトー?」
まったくの偶然なんだよ!
「ぬ!?」
マツタニミヨコなんて聞いたこともねーんだよ!
「えええ!?( ̄□ ̄;) 」
つまり、オッサン君は、まったくのテキトーに 「マツタニ ミヨコ」と言っただけだったのだ。 知ってたわけでも、それこそ聞いたことも読んだこともない名前だったのだ。
・・・・すごい偶然。
オッサン君はこれで一生分の運を使い果たした。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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