ムッキーの初老日記
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久しぶりに、HPの日記以外の部分をいじってみた。 「あなたの本音50の質問」 というのに答えてみたが、その中に
『今までで一番つらかったことは?』
という質問があり 改めて、なんだったろうか・・・と考えた末に
『失恋』 と答えた。
もちろん、近親者との死別など もっとつらくて悲しい出来事はいくらでもあったが それがつらいのは当たり前のことなので、あえて外した。
失恋は、キツい。 本気で好きだったら好きだっただけ、比例してキツい。 生きる気力も、笑う気力も、何もかもなくなる。 そして一番つらいのは、自分が嫌いになることだ。
あの頃に戻ってみたいな、とふと思った時 いややっぱり戻りたくない、と私が躊躇するのは この失恋体験をもう一度体験するのは 耐えられないと思うからだと言ってもいい。
もう一度若くなれるとしても あの頃をやり直せるとしても もし人の運命という物が決まっていて もう一度あの悲しみを繰り返すくらいなら 私は、二度と戻りたくない。
このごろ、よく眠れないことがあり 眠れないままにいろんなことを思い出して 失恋の思い出も、まざまざと思い出してしまった。
あれから何年・・・?
そして一番つらい時 心の傷口から血を流して、のたうちまわる私の背中を 何も言わずに、ずっとさすってくれた友達がいた。
それは、癒し系フレンドのきょんだった。 きょんが、私の背中をさすってくれたんだった。
あの時は、自分の痛みに悲鳴を上げるだけで きょんの優しさに癒されながらも あまりの辛さに記憶から消えていた。
それを、眠れない布団の中で思い出した。
いてもたってもいられなくなり すぐきょんにメールを打った。
「きょんよ。 何のことかわからないだろうが、聞いてくれ。
あの時一緒にいてくれて、ありがとう。 あの時君がいてくれなかたら、どうなってたかわからん。
何のことかわからんだろうが 黙ってこの感謝の気持ちを受け取れ! サンキュ!」
まだ起きていたらしいきょんから すぐ返事が来た。
「なんだっぺ・・・? わからんが、そう言うなら受けとっと(^-^)♪」
たぶん、何のことか見当はついているはず。 でも「ああ、あの時の事ね。」とは、言わない。 お互いいろんな事があって、今があるね、きょん。
改めて、ありがとう。
◆◇039◇◆
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ムッキー
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