ムッキーの初老日記
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先日の夕方、オッサン君と事故を目撃した。 正確にはその「瞬間」を見たわけではなく 私たちが駐車場で車から荷物を降ろしていると、国道のほうから
ギャギャギャギャー!ドッカーン!
という物凄い音がしたのだ。 その瞬間、オッサン君が叫んだ。
じ ご が !? (゜□゜)(訳:事故か?/意:事故でしょうか?)
・・・全部濁点(-ε- ;) ・・・。
正直に言うと、半分野次馬根性で、現場に駆けつけると 軽自動車が前をぺっちゃんこにして、道路の真ん中に停まっていた。 見ると、まだ中に人が乗っている。 その脇を車がじゃんじゃん行き過ぎている。
「大丈夫ですかー!?」
私達の他にもう一人、やはり飛び出して来たであろう 大学生ぽいおにいちゃんが声をかけると 中の人がヒラヒラと手を振った。
生きてる!( ̄▽ ̄;)ホッ
そう思う程、車の損傷はひどかったのだ。
手を貸して引っぱり出すと、運転者の男性は、なんとほぼ無傷! 割れたフロントガラスの破片で顔をちょっと切っただけで 手も足も体もなんとも無いようだった。 聞けば、急に車線変更してきた車を避けての事故らしい。 電柱に激突して道路中央までスピンと言うことか・・・。
男性は無傷ではあるけれど、やはり動揺しているようで ぼんやりして次の行動に移れないでいたが、大学生のおにいちゃんが 「警察に電話したほうが」とか、「ご家族に連絡は?」とか なにかれと世話を焼いていた。
このおにいちゃん、見た目がイマドキの大学生にしては はっきり言うと、ちょっと野暮ったい感じなのだが なんと優しい好青年であろうか。 私が企業の人事担当であったなら、即採用決定!である。
世のむすめさん達よ。 こういう若人を恋人に、夫に持ったら値千金だ。
その後まず近所の警察官がバイクでやって来たんだが
「なに?あんたたち。関係者?ちがうの? じゃあもう帰っていいよ。行って行って!」
と、これがものすごく横柄なヤツで、事故った男性に 「警察が来るまでいてくれないか。」 と頼まれていた私達は、釈然としないままその場を後にした。
この頃には、3人の間に妙な連帯感が生まれており このまま別れるのは惜しいような気もしたが まさか「夕飯でも食べにおいでよ!」と言うのもなんなので 「じゃあね!勉学に励めよー。」と言って別れた。
それにしても、怪我が無くて本当に良かった。 私もますます気をつけよう。
◆◇オッサン君カムズ・トゥルー◇◆
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ムッキー
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