ムッキーの初老日記
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2003年09月02日(火) |
きょんという生き物。 |
先日の、友人「きょん」の話の続き。
きょんは、ウチに来ると必ず何かをこぼす。 コーヒー、ジュース、味噌汁。 そして言う。
「ムッちま。コーヒーこぼれちゃったよ。」
「こぼれたんじゃなくて、こぼしたんだろが!」
「あ、そうだ(^∀^)あはははごめんよー。」
・・・憎めない。
「9月で愛車の車検が切れるので乗り換えようと思っている。 友達が手放すのを譲ってもらおうか、それとも何かいい中古車はないだろうか。」 という相談を、メールで、そしてウチに来た時にも 散々っぱら、オッサン君にしていた。
9月一杯じゃあまり時間が無い。 あれがいいんじゃないか、それはやめたほうがいい、と 我々はものすごく親身になって遅くまで相談に乗った。 そしたら次の日メールが来て
「よく見たら、あと一年車検が残ってたよ。ごめんよー。 一年かけてゆっくり探すよん。ありがとねー(^∀^)」
Σ(゚口゚ Σ(゚口゚ な、なぬー!?
・・・憎めない。
昔からそうだ。 なんでだろう、と思って考えるに 「明るさは、人を惹きつける」の一語に尽きると思った。
おっとりして天然ボケだけど、飾らないし、裏も無い。 いつも笑っている。 流されているようで、その実しっかり「自分」を持っている。
今、きょんの「置き土産」のせいで、我が家には会話が無い。 それは、マンガ本。それも半端な冊数ではない。 きょんはマンガの趣味が広く、しかも面白いものが多い。 池上遼一の「HEAT」14冊。 同じく「STRAIN」5冊。 映画にもなった「あずみ」29冊。 その他にも短編読みきり物が約10冊。 合計60冊もの単行本を置いていった。
「今度来た時返してくれればいいよ。 ゆっくり読みな、おもしーよん(^∀^)」
ホントだった。 どれもこれも面白いのだ。 特に「HEAT」の主人公「唐沢辰巳」ときたら、もう 「かかかかか、かっこいいー!」と何度も叫びたくなる程いい男。
オッサン君と二人で、食後は会話もせずに マンガ読みに没頭している。 マンガ天国なのか地獄なのか、判断に困る状況だ。
きょんよ。 もしかして君は、凡人には計り知れない大人物なのか。
◆◇オッサン君カムズ・トゥルー◇◆
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ムッキー
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