ムッキーの初老日記
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2003年07月29日(火) |
殺人事件とムッキーのカン |
数日前、新聞を読んでいて 『隣の市で女性の変死体。殺人事件として捜査中』という記事を見つけた。
自分でも、どうしてそんな事を言ったのか解らないが 隣でTVを見ていたオッサン君に
「ねえ、この殺された人、オッサン君知ってる人かもよ。」と聞いた。
「えー?○市の人のことなんか知らないよ〜。」
「でも年が近いよ、誕生日過ぎた同級生かもしれないよ。」
「あのなー、ここにも隣の市にもいったいどんだけ同い年がいると思ってんだよ。」
「そうだけどさ。もしかして知り合いかもしれないと思ってさ。」
私は無意識だったが、オッサン君が言うには かなりしつこく「知り合いではないのか」と何度も聞いたそうだ。
そして昨日。帰ってくるなりオッサン君が言った。
この前の殺された人さ、マジで俺の同級生だったよ。
Σ( ̄□ ̄;) え!ホント!?
「うん。友達から話が回って来たんだけど 死んだのは小中と一緒だった○○って子だった。」
彼女は実家を出て、隣の市で一人暮らしをしていて事件に巻き込まれたらしい。 その後、卒業アルバムを出してきてその人を確認した。 確かに、クラスは違ったがオッサン君と同じ学年に、彼女はいた。 アルバムの中で、15歳のあどけない少女が笑っていた。 まさかこの20年後に殺されるとは思いもしなかったろう。 やるせない思いがこみ上げてきた。
「ところでさあ・・・なんであの時、俺の知り合いかもって思ったんだ?」
「さあ・・・。そんな気がしただけ。」
「だけ。ってさ・・・。相変わらずだなそのカン。」
「うん・・・。」
彼女の冥福を心から祈る。 そして早く犯人が捕まることを願う。
◆◇オッサン君と賢者の石◇◆
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ムッキー
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