ムッキーの初老日記
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うさぎ。 犬猫に比べると、無表情で喜怒哀楽がわかりづらいとお思いの貴兄。 ずっと飼っていると、意外とそうでもないことがわかる。
鳴けない分、尻尾を振れない分、一生懸命こっちに信号を送ってくる。 こちらも理解しようとアンテナの感度を上げると・・・
うちのビッグなミニウサギ、宇佐山飛蔵には 機嫌のいい日、悪い日があったりもする。 その日の気分次第で「今日はオッサン君に甘える日」 「今日はムッキーにちょっとおべっか使っておく日」 などもあるらしい。
毎夜1、2時間、ヤツをゲージから出して部屋の中で遊ばせるのだが オスだからなのか(マーキング)あちこちで粗相をする悪い習性があり 何度叱ってもまったく直らない。
ちゃんとトイレでもするくせに、少し残しておいて(?) カーペットや床の上にも、やらかすのだ。 そういう素振りを見せたらすぐにトイレに誘導するのだが だいたいは間に合わずに、ティッシュと洗剤の出番となる。
正直、腹が立つ。
なんで毎日毎日うさぎの失禁を片付けねばならないのか! ムキーーーッ!と来て雑巾もって追い掛け回すこともある。
だがヤツは、そういう時、一番かわいい顔をして私を見上げるのだ。 いいや、気のせいじゃない。親バカでもない。 目をキラキラさせて、小首をかしげて私を見ている。
ほれほれ、ムッキー、見ろ〜。 俺かわいいべ〜♪怒れねーべ〜♪ 撫でてみれ〜(´・∀・`)
むぐぐぐ・・・。 ヤツの言いたいことが、まるでアテレコのセリフのように頭に響いてくる。 どこぞのアイドルのごとく、自分の一番可愛く見える顔を心得ていやがる・・・。
・・・・・負けた。
そして私は今日も黙ってヤツの後始末をするのであった。
◆◇オッサン君そうそう◇◆
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ムッキー
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