ムッキーの初老日記
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2002年10月19日(土) |
11歳だったのに・・・ |
シワがあるわけでもシミがあるわけでもないのに
私は老けて見られる子供だった。
一番老けて見られたのは11歳、小6の夏休み。
この年、家の引越しで転校をした。
夏休み中に、母(当時36歳)と二人で新しい小学校に転入手続きに行った。
受付で母が「すいません、お電話した○○です。転入の手続きに来たんですが」
と声を掛けたら、人の良さそうな用務員さんがニコニコしながら母に言った。
はいはい。エライね、自分で言えるんだね(^∀^)
「は? いえいえ私は母親です。転校するのはこっちのムスメです。」
「え!あらら、スイマセン!お母さんでしたか。ははは」
母のすぐ隣に立っていたのに、私が母親だと間違われたのだ。
確かに母は童顔で化粧もしないし、小柄でいつも若く見られたが
隣に本物の小学6年生がいるのにもかかわらず母のほうが若く見えたとは。
11歳だったのに・・・・。
そして応接室に通され、しばらくすると手続きの書類を持って先生がやって来た。
「どうもお待たせしました。ええっと、新学期から転入ということですね。」
「はい、よろしくお願いします。」と、母。
・・・えっと、それで・・・どちらがお嬢さん・・かな?
11歳だったのに・・・。
□追記□ この頃の私の写真を見てオットが言った。「オオカミに育てられた少女みてえ」と・・・。
◇◆オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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