ムッキーの初老日記
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お盆の入り。墓参りから戻って姑のトメ、略してシュートメ宅でお茶を飲んでいた時。
「あ、そうだ!ムッちゃんムッちゃん!この前ね、
○○薬品(近所のドラッグストア)で懸賞に当たったのよ〜。」
「えースゴイですね、何があたったんですか?」
「ほらあれあれ!あのバッグなのよー。」
と、シュートメは嬉しそうに壁を指差した。そこには小ぶりの赤い手提げバッグが掛かっていた。
白、茶、深緑の3色の細いストライプが一箇所に入っており持ち手部分はベージュで、革のように見えた。
「へえーいいのが当たりましたねえ。オシャレですねえ」
「でしょう!ふっふっふ♪ きっとメーカーもの(シュー・トメはブランド品のことをこう呼ぶ) じゃないかと思うのよね。まあそんなに高いのじゃないとは思うけどさ。」
「そうなんですか。どこのでしょうね。」
「あ、なんかわきに書いてあったわ。ちょっと見てくれる?私、英語読めないからさ」
そう言ってシュー・トメは立ち上がり、バッグを取って私に渡した。
持った瞬間、見た目より高い物ではないことがすぐ察知できた。いやな予感がする・・・。
「えーっと、どれどれ・・・」
不安にかられながらタグを見ると。そこには黒地に白い文字で書かれていた。
LIPOVITAN と・・・。
言えやしない。言えやしないよ・・・( ̄▽ ̄;)・・・
◇◆オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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