ムッキーの初老日記
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2002年07月01日(月) |
お金持ちのサザエさん |
2回連続で以前勤めていた会社での話を書いたので
ついでにもうひとつ、思い出したことを書いてみようと思う。
この会社の総務部の、サザエさん(仮名)の話。
サザエさんは当時40代半ば。既婚で二人の子持ち。
お嬢様育ちでおっとりしていてお金持ち。
でも仕事はホントに出来ないともっぱらの評判の方だった。
ある日受付にいるとサザエさんが通りかかった。素敵なスーツを着ていたので
「サザエさん、そのスーツ、とっても素敵ですね。よくお似合いです。」
と声をかけた。サザエさんは嬉しそうに笑いながら
「え、そうかしら、うふふ。でもこれバーゲンでとーってもお安かったのよ。
定価の半額だったの。7万5千円よ。」
な、ななまんごせんえん(゚◇゚)!
とーってもお安くてその値段か!
或る暑い夏の日のこと
サザエ「こう暑いと家に帰ってもエアコンの前から離れられないわねえ。」
私 「そうですねえ。もう台所で料理するのもイヤですよねえ。」
サザエ「え?どうして?お台所のエアコン壊れてるの?」
私 「え!台所にエアコンなんかありませんよ、うち。」
サザエ「あら、まあ・・・大変ねえ。ウチは居間と子供たちの部屋二部屋と お台所と、寝室と、5台よ。ムッキーさんのおうちは何台?」
私 「・・・・・・1台です。」
サザエ「ええ!!1台しかなくて大丈夫なの?暑さに強いのかしらね。」
私 「・・・・・・・」
サザエ「毎年GWは家族でハワイなのよ」
私 「わあ、いいですねえ。羨ましいなあ。
私なんて新婚旅行で行ったっきりですよー。」
サザエ「毎年ナントカカントカ(おぼえてない)ホテルに泊まるの。
ここはとても綺麗でサービスもよくていいのよ。
ムッキーさんはどこにお泊りになったの?」
私 「ええっと・・・たしか○○○ホテルとか言ったかなあ」
サザエ「○○○?聞いたことないわねえ・・・。
そこって、一流?」
私「さ、さあ・・・・」
ここまで失敬だと頭にもきやしない。
しかもイヤミやイジワルじゃないのだ、サザエさんの場合。
天然。
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