ムッキーの初老日記
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2002年05月13日(月) |
ムッキー親にまで更年期を心配される |
最近TVでは、よく「若年性○○」と言うのを聞く。
本来もうちょっと年をとってから心配する症状に、
それよりも早く見舞われることが増えているそうだ。
例えば「若年性更年期」
更年期とは女性ホルモンのバランスの変化により、
40代後半から50代前半にほてり、発汗、イライラ、頭痛など
多種多様な症状が表れる、殆どの女性が通る道である。
それが今は30代半ばから、早い人は20代後半からかかるそうだ。
私も持病の頭痛が、最近特に頻繁になり、しかも夜中寝ている時
急に頭痛になり、暑くもないのに頭がほてって汗が出ることがたまにある。
これは更年期の症状ではないのか?
私の初老化もここに来て本格化して来ている気がする・・・。
なんて話を、このGWに、最近シワが増えてイヤになると嘆く50代の叔母に
「そんなこと言ったっておばちゃん、私がもう37なんだよ〜!
あの可愛かったムッキーが、あと3年で40歳で
最近は更年期も出てきたかもって年頃なんだから、おばちゃんだって年取るよ。
そうやって時代はめぐるんだから、シワくらいしょうがないって!」
と笑い話として話したら、何気に聞いていたように見えた我が母から
昨日ファックスが届いた。
「更年期には大豆イソフラボンが良いそうです。服用してみますか?
ファ○ケルの通販で売ってるので、おかあちゃんが買ってあげるよ。」
親思う 心に勝る親心。 by吉田松陰である。
可笑しいのと同時に、いつまでも子の心配をする母親の気持ちが切なく、
笑いながら泣けてきた。なんとありがたい親心。
60の母に娘の更年期の心配をさせてしまった事を後悔した。
しかも家計の心配までされている。
すぐに「あれは冗談だから心配しなくてもいいよ」と返事を出した。
宇多田ヒカルが卵巣の手術をし、薬の副作用で仕事を休んでいる。
その症状は「更年期のような」ものだと宇多田パパが言っていた。
つまり更年期というのはヒッキーが仕事をキャンセルせねばならないほど
つらく苦しいものである、と言うことなのだ。
あなたの周りの人が更年期になったら、どうか優しく労わってあげて欲しい。
「あの人ヒステリーだよね、更年期じゃないの!?ふふふ」
なんて、くそ意地の悪い事は絶対言わないことだ。
更年期は笑い事でも、悪口の道具でもない。
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