ムッキーの初老日記
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2002年03月25日(月) 再会


先週、13年ぶりに昔の彼に再会した。

と言ってもわざわざ会った訳ではない。
運転中、信号待ちの時ふとバックミラーを見たら、そうだった。
似てるなあと思ってよくよく見たら本人だった。
後ろからは逆光で、バックミラーに映った私の顔は見えないので
それをいいことにマジマジと観察してしまった。

老けた。

そりゃそうだ、20代前半の青年も今は30代半ばのオッサンである。
眉が濃く目が大きくてカワイイ顔だったのが、
今はそれが裏目に出てしまっている。

彼からみたら、私も老け老けであろう。体型もかなり変わったし、
見る影もないと感じるだろう。お互い様だ。

昔の友人には機会があればめんどくさがらず会っておく事をオススメする。
クラス会にもマメに出席しよう。
そうすればお互いのショックは最小限に抑えられる。

その彼、将来ハゲるのでないかと相当気にしていたが
見たところまだ大丈夫そうだ。
良かったねえ、元気そうだね。髪の毛も。
と思った瞬間、彼が助手席から何かを取るのに横を向いた。

「あっ!」

前髪でカバーしていたが、横から見るとかなり上がっていた。
滅びゆく大草原。やっぱり心配は現実のものとなったらしい。
あの前髪は苦肉の策か。

がんばれ、がんばれ。頼むがんばれ、がんばってくれ。
「声援」 by海援隊(1988)


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