ムッキーの初老日記
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2002年01月17日(木) 彼女の心配事


私の友人が悩んでいた。
「最近、目が疲れて疲れてしょうがない」と。
聞いてみると、とにかく毎日目が疲れる。あんまり疲れて最後には頭痛になる。
そうすると気持ちも悪くなって来る。めまいもしてるような気がする。
もしかしたら脳に異常があるのかも知れない、病院で精密検査を受けたほうが
いいだろうか・・・と言う。

はじめ心配して彼女の悩みを聞いていたが

「字を読んでてもなんか見づらくて、ちょっと本を読むだけでも疲れちゃって・・・」

というのを聞いて 『ん?』 と思った。彼女は私より3歳年上。

「ねえAちゃん、それってもしかしたら・・・」

私は側にあった雑誌を手渡し、ちょっと読んでみるように促した。
Aちゃんは怪訝そうな顔をして本を受け取り、私が指した部分を読み始めた。

A「あーやっぱりツライわー。ショボショボする」
私「じゃあ、本をもう少し顔から離してみて」
A「え〜?・・・・あれ、ちょっといいかも!この方が見やすいわ♪」

やっぱり・・・・。

「Aちゃん、原因はそれだよ。それはきっと…老眼が始まったんだよ・・・」

「えー?まっさかぁ」と言ったAちゃんは、本と自分の顔の距離に気づき
「ハッッッ(゜□゜)!!!」となって絶句した。

そして二人の間に「ハハハ・・・」というあきらめにも似た乾いた笑いが起こった。

目の焦点が変わったことに気づかず、今までと同じ距離で本を読んだりテレビを
見たりしていて頭痛がするほど目が疲れてしまっていたのだ。

彼女は見た目とても若い。確実に実年齢より10歳は若く見える。
ここ15年はほとんど外見が変わらず、私や友人達は「千年女王」と陰で呼んでいた。

そんな彼女にも初老化現象はやって来たのである。

その後、目にいいビタミンなどを摂取したり、目にあった目薬を使用したり
本やテレビの距離を調整することで、彼女の初期老眼の症状は改善されつつある。

最近目が疲れるという方は、老眼を疑ってみよう。








ムッキー

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