お前と私は、お互いを支えあってる関係だった。 私が落ち込めばお前に相談し、お前が落ち込めば私が話を聞いた。
お前がくれたあのときの言葉は今でも大事に心にしまってるよ。
「蓮は蓮らしくしたらいい。お前の優しさに救われてる人間もいる。」
あの時、本当に嬉しかったんだ。「またつらくなったときは、いつでも話聞いてやる。いつでも助けてやる」そう言ってくれたことが、本当に嬉しかったんだよ。
お前も、私に「お前が心の支えだ」と言った。 今はもう、私はお前には頼れない。 今はもう、お前にとっての心の支えは私じゃない。
あのとき、私が一番正しいと思った答えは本当は間違っていたんだろうか。 幸せと引き換えに、失くしたものも沢山ある。
だけど、全部私が自分で選んだ道だから、後悔はしてない。
あいつが理不尽なことで怒ったりしないことが分かってるから、私もつらかった。だけど、お前よりも、優先しないといけない奴が出来たんだよ。 勝手で悪いかもしれないけどさ、私は欲張りだから、お前のことも大事で、ずっと仲間でいたいよ。だから、何を言われても、お前を信じ続ける。これが、私の強さだ。
S、いつか…、またお前と馬鹿やって笑いあいたいよ。
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