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2004年04月08日(木)   マリア様がみてる チャオ ソレッラ!/今野緒雪

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体育祭が終わり、リリアン女学園高等部の二年生を待ち受けるイベントは、修学旅行!お姉さまや妹との別れを惜しんだ祐巳、由乃、志摩子は、成田空港から飛び立つ。行き先はカトリックの総本山もある、食と文化の国イタリア!全二年生が二手に分かれ、7泊9日でイタリア国内を回る旅行日程。偶然にも、山百合会の三人は同じグループ。蔦子や真美も同じで、何やら波乱の予感が…!?(表紙折り返しより)
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修学旅行、私は国内でしたが楽しかったです。
部活の後輩がお餞別(うちの部は駄菓子詰め合わせ、バスケ部やバレー部は派手下着など代々決まってました)をくれて、ちょうど新幹線から高校が見えるので、校舎に「行ってらっしゃいませ」の横断幕を吊ったりして、送り出してくれます。
でもって、運動部と一部の文化部は旅行先でも朝練します。
5時頃から加茂川沿いで走る女子高生、バッド・ラケット・竹刀で素振りする女子高生、ドリブルする女子高生、発声する女子高生の一団がいたら、私の母校かもしれません。
ちなみにほとんどの生徒かばんに教科書や参考書が入っていました。
今思うと、なんで旅行先でまで日常を引きずっていたんだろ?というかんじですが、その頃は、迫る新人戦と期末テストが怖かったのでしょう。
校訓が「文武両道」で、校歌の歌詞で自らを「大和女子(おみな)」と言い、生徒会モットーが「百花繚乱」というのが、私の母校、女子高です。



「チャオ」
「そう。『ごきげんよう、お姉さま』なら、『チャオ ソレッラ』ね」


今野緒雪:マリア様がみてる チャオ ソレッラ!,p.145,集英社.















ゆそか