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2003年09月05日(金)   ビートのディシプリン SIDE2[Fracture]/上遠野浩平

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あなたは“取り返しのつかないこと”というのがどういうものだか知っているかしら。私はザ・ミンサー。私と、懐かしい友だちのピート・ビートは“それ”と出逢ってしまった。その絶体絶命の危機に、ビートは、そして私はどんな選択をすれば良かったのかしら――天涯孤独になり、統和機構からも狙われる身となった合成人間ビートは強敵バーゲン・ワーゲンとの激闘の中、過去の断片を思い出す。かつて彼が経験した別離、そしてそこで彼が出逢った黒帽子が見せたものは、はたして――現在と過去、ふたつの事象が交錯する過酷な試練(ディシプリン)の第二章は、霧の中に血の匂いが幽かに漂い、消えゆく追憶と爆炎の死闘がすれ違う――(表紙折り返しより)
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年1冊ペースで刊行されるこのシリーズ。まだまだ続きそうですが、年1だと内容忘れ(ごにょごにょ)…
某最強、死神に続いて、今回はあの魔女まで出てきてます。
どこまでブギーさんの世界とリンクさせるのか…。いや、おいしいくて、出てきたら喜んじゃうんですけどね。やりすぎの感も。



「ねえあなた、何をしているの?」(略)
「生きてること以上に、何かをするなんて余裕はないわ」


上遠野浩平:ビートのディシプリン SIDE2[Fracture],p.286,メディアワークス.






ゆそか