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妄想暴走オタク日記
| 2004年09月16日(木) |
あっでも無防備に息を荒げる雛ちゃんの目の下に留まっていた滴には人並みに萌えました。 |
▼21:14
昨日の本は前評判通りの横雛祭りで、それはそうなんですが萌えより先に胸がいっぱいになってしまって(笑)不思議なんだけど、感想とか書けそうにないやって寝てしまいました(笑)。言葉が出て来ないっていうのかな。どう書けばわたしの受けた印象が伝わるんだろうって、それでただ人さまに二人の出会いに感謝、とかそんなことを打って送ってしまったり。(しかも朝っぱらから)(すみません)
いやね結構、本気なんですけど。 それはバスケっていうスポーツを通して余計にだったのか、そうじゃなくてもそうなのか、本当に。横雛っていい関係だと思います。いい相性いい呼吸いい距離感。コンビとしてこれ以上の相手は互いにいないんじゃないかって、改めて思ったなぁ。ときめきはノールックパスを軽々決めたりとか、あうんの呼吸でホットラインを繋げたりとか、横の足が攣って、カメラ外から駆け寄った雛が仰け反って暴れる横の身体を黙って引き戻した、その男らしさに大袈裟でなく惚れ直しました。それらのどれにも言葉という言葉はなくて、行動だけで通じ合えるっていいなと思う。結構ね、普通に理想なんです。一対一の人間としていい関係だと思います。そうわたしが興奮して思うほど、彼らがそれを大袈裟には捉えてなければいいなと思う。
それにしても横と雛、その対比を考えて。 わたしはバスケットには詳しくないし、もちろんポジション的な運動量もあるとは思うけど、勝ちたいという気持ちはおそらく同じくらいの強さで持っていたであろう横雛が同じくらい必死に頑張って、足を攣らせた横と、最後までがむしゃらに走り回った雛が、あぁなんからしいなっていうか。優劣を言っているのではなくて、基礎体力の差もそこにはあって、あとは泥臭さの素質とか(笑)とにかく気持ちは同じなのに同じではない結果が、その違いがいいなと思ったりして。ちょっと横はかわいそうだったけど、悔しいと思う気持ちや表情は素敵だと思いました。
って、結局語ってますけど(笑)しかもどう書いても気恥ずかしい感じにしかなりません(とほほ)
あとは引っ張られたのか、妙にバスケが上手く見えたアニキにも惚れ直し。 っていうかプレイが切れてポジションを修正しながら、きっと無意識に視線が絡んだ亮雛がなんかちょっと、キましたねぇ。画面見ながらえっ!?って巻き戻しかけたもん(笑)録画テープ回ってるのに(笑)。内もびっくりするくらい頑張ってて、これはちょっと、欲目かなと思わないでもないけど、応援組の昴安はともかく残り4人は少なからずきっと横雛に引っ張られたところがあるんじゃないかって。だってたぶん、ちょっとくらいは勝てるわけないと思ったと思うし、まぁ丸ちゃんはいつどんな時でも前向きなんですけど(笑)それでも頑張ったのは必死で食らいつこうとする横雛に引っ張られたんじゃないかってやっぱり思うんですよねー。どうしたってスマートではないんだけど、それはいい姿勢なんだと思ってます。とかく雛が先輩として誇れるものは、(色んな意味で逞しい)その背中じゃないかとわたしは思っているので。
番組の最後のナレーションにもあったけど、みんなまたひとつ男を上げたって、ほんとそうだと思いました。 そんなガムシャラに一生懸命なヤツら姿を垣間見れる本蛇兄という番組はいい番組だなぁとしみじみ思う。ありがとう関照れ。
さてさて今日は仕事がまたも修羅場で。 叫び出しそうになる前に残った仕事を明日に回して帰って来ました(笑)。明日も頑張らないと。で。どうにもまんまと若草物語にハマったらしいわたしはその他設定にも余念がなかったんですが(笑)、それで裕さん書きたいよね裕さん、って話していたのがこう、現実逃避気味に出て来てしまったのが以下。どうもわたしは忙しければ忙しいほど妄想花開くらしいです(笑)。というかこれは、あれだよね、名前呼びが珍しくて楽しいに違いないです。わたし、普段は名字呼びがスマートでカッコイイと思ってるフシがあるんですが(世の環八SSの殆どが昴の三人称を昴としていることに最近やっと気付きました)(わたしは渋谷、って名前の字面が好きなんですよね)名前呼びは名前呼びで物珍しくてすごーく楽しい。あとは乙女な雛さんを思うさま書けるのが。しかしこれ、指摘されてそうだよな、と思ったんですが安妹がどんどん微妙にかわいそうな感じに。どうしても第三者的に書きやすくて、他意はないんですが安妹視点になることが多くて、そうなると主役をせっかくだからと脚色するせいで、浮きだってしまうんですよね。安妹はそうと気付かずにたくさんコンプレックスを抱えてそうだよね、ってそれは、実際も結構、そういうとこ無きにしも非ずかなと思います。
ところでそんな南に貰った若草姉妹をどこにアップするか悩む今日この頃(ぇ)
◇
チャイムの音にドアを開けると、色素の薄い瞳と目が合った。 「…あれ、」 呟いた声がぶっきらぼうなのは、彼がひどくシャイだからと知ってる。初対面な訳でもないんだからそう毎回照れなくてもいいのに、と章大は内心で少し笑った。 「信五、まだ帰って来てないんですけど待ち合わせですか?」 「あ…ぅん、ちょぉ早く来すぎたんかな」 きょろきょろと目線の定まらない彼が今にもふらりと出て行ってしまいそうで、章大は慌てて引き止めた。 「いうてる間に戻ると思うんで、中でお茶でも飲んで待っとって下さい」 言うと黙って頷いた頬が、ちょっとだけ赤かった。
*
グラスの乗ったお盆を抱えてリビングに戻ると、金髪の背中がひどく居づらそうに見えて、また少し笑う。どうぞ、とテーブルに置くとどぅも、とかなんとかもごもごと呟きながら、上げた目線が絡んでやっと、おずおずといった風にグラスに手を伸ばした。ごくりと鳴らす喉も女の子みたいに白くて、思わず見とれていたら一気に飲み干した裕とまた目が合って、今度は章大が慌ててしまった。ごとり、とグラスを戻して。 「…いつもありがとぅ」 「ぇ、何?」 ぼそぼそと呟かれた言葉の意味がわからない。 シャイな上に裕は口下手でもあった。おまけに主語がなくて、章大は面食らってしまう。さすがに唐突すぎたと気付いた裕が、頭をかきながら、 「アイツの髪。いつも結ぅてくれてるんやろ?」 ふわりと笑う顔があんまり優しくて、章大の心臓がひとつ高鳴る。 「髪とかいじるん、好きやから」 早口で言った答えに満足げに頷かれる。 「いつも言うとるよ。章大は手先が器用やから自分でやるよりうんと綺麗にしてくれるって」 やからありがとうな、とはにかむその人が。信五がきれいで嬉しいその人が。本当にかわいらしく笑うので、章大は返す言葉を失くしてしまう。 愛されてるってこういうことなんかな、って章大は思う。 そんな風に大事にされている信五が羨ましいのか、誇らしいのか、わからなくなってしまった。
◇
背中痒っ! ……と思った方、おそらく正常です。たぶんわたしが異常です。(でもわたしだって背中は痒い)
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