妄想暴走オタク日記


2004年08月09日(月) ※ネタバレ細心注意願います※

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帰ってきました!
とりあえず、お風呂に入って頭を落ち着けてから感想を書きたいと思います〜。
思い切りネタバレするので、オッケーよ、という方だけお待ち下さい。



自分的覚え書きは8日日記に。


▼▼1:15


今日は下続きで。
やっとこ風呂にも入ってサッパリしてきました。いやもう2日間、楽しかったけど体も頭も休まらずにいまだ混乱してるっていうか。落ち着けたいんだけどどうかな〜…書いてる内に整理出来るかな。というわけで以下、覚えているうちに感想的レポを書いておきたいと思います。ただ、最初に断っておくと、今後参戦される方は見ないほうがいいと思います。今回は特に、先入観なしで見た方がいいと思う。そしてオチを知って見るとつまらなくなってしまうかもしれない。観劇数が少ないから見漏れしたくないの!とかなら止めませんが(笑)以下、反転もなしに書こうと思うので、取り扱いお気をつけ下さいね。3年目にしてこんなに感想に気を使う舞台ははじめてだ…(笑)
































ストーリーは蛇兄舞台にしては明確でしたが(しかし分かり易すぎて陳腐気味。紙一重っていうか…あまりいい意味ではなく)今回、とにかく台詞が頭に入ってこないんです。ニュアンスでしか覚えられない。そんなわけでそんな中でも印象に残った台詞を中心に、書いていきたいかなぁと思います。


『おまえはそうやって、俺に謎ばかり残して行った!』
和也(=横)の死を自殺と断定され、一時はそう信じた康平(=雛)だったのに、その彼の元に和也の亡霊が現れたのは、そもそも何でだったのかなと思います。和也(の亡霊)が現れさえしなければ、康平が和也の死に疑問を持つことはなかった…とは言い切れないけど、それでも2年半もかけてひどく粘着質に、調べることはなかったと思う。警察が和也の自殺の動機と断定したALS(=筋萎縮性側索硬化症)のことを知らされることもないまま死に至った和也を、康平はその時、少し恨んでいたように思う。その康平に和也は「恋人みたいなこと言うなや」と微笑ってるんですよね。友達やからこそ、言わへん方がええこともあるやろ、と。思うに和也と康平の、きっと克典(=昴)も、それぞれがそれぞれを思い遣っていただろうに、その思いがそれぞれの思いの邪魔をしたのかもしれないなぁ。和也は知られたくなかった、知らせない方が相手のためだと思った。康平は知りたかった、知らされなかったことで、少しだけ傷付いた。よかれと思ってしたことが、少しの痛みでもって相手に伝わるというのは、切ないことだなと思う。結果的に和也の思わせぶりな言葉が康平を駆り立て、真実を暴かせたのだから、和也はどこかで、胸のうちを知られたかったのかもしれないなぁ。


『2年半もの間、康平さんにとって俺らは容疑者に過ぎなかったんですね』
事件から2年半後に康平の主催でまた、別荘に戻ってきて、康平の下世話な趣向に脅かされて、挙げ句自分たちの中に必ず犯人がいる、と断罪された。真澄(=亮)は余程、自尊心を傷つけられたらしい。ここ、亮雛的には相当な萌えシーンだったんですが(笑)、「あなたには失望しました」と深く頭を垂れる真澄が、それは康平に対していくばくかのプラス的目線があったからこその、失望なんだろうなと思う。失望って、望みを失うこと。その後ムキになって(止めに入った克典を説き伏せてまで)潔白を証明しようとする真澄が愛しい(笑)。ちなみに頭脳明晰な大学院生らしい真澄が爆発のトリックを解明するくだりは、アニキの滑舌が悪すぎて8割何を言っているのかが分からなかったのが惜しかった(とほほ)。あとはここ、ちょっとキャラ被ってたと思うんですが、IT産業に就職したらしい(まさかとは思うけどこの設定、携帯に詳しいってだけの役付けじゃないよね…?と不安になる今日この頃)冷静でクールな研二(=内)(ジュリーかよ…)は総体的に抑揚を押さえた低い声だった割に、意外と噛まずによくやっていた印象。特に殺人を疑われて逆上した允斗(=丸)を焚き付けるシーンは好きでした。

ちなみに全体的に、真澄が克典を見遣る目線がひどく優しい気がしたんですが…、なんだろわたし、亮昴に目覚めつつある(笑)?


『さぁ、全てを話して楽になれよ、和也!』
雷鳴をバックに康平が叫ぶシーンは、文句なしに好きなシーンでした。
雛ちゃんの叫び声好き(それだけか)(今日、うっかり双眼鏡覗いたら鬼のような形相してたけど)
ちなみにここ、落雷に驚く他面をよそに一人微動だにしない克典の、雷光に浮かび上がるシルエットも大好きでした。…確かそのシーンだったと思うんだけど(おい)…ちょっと場面場面が入り混じってる傾向あり。


『おまえ、何を言うてるんかわからへんぞ』
回想シーン、自らの余命を知って焦り、荒れ、生き急ぐ和也にたぶん、康平は感じるところがあったんだと思う。それは推理作家の卵の洞察力の賜物か、それとも別のところで、康平は、憤る自分を慰めるように捨て猫の世話をする和也を知ってる。その捨て猫に例えて、「おまえ(和也)と似ている」と言ったのはやや軽率だったと思うけど、康平は康平なりに、何とかして和也の闇を照らそうとしていたんだと思う。だけどそんな康平の気持ちは和也には届かず、届いているのかもしれなかったけれど受け取っては貰えず、和也の前にあるドアは固く閉じられて、そう言われた康平がまだ何かを言いかけて、だけど和也の背中に頑なな拒絶を見てとって、口を噤んだのが切なかったなぁ。ここ、和也と康平でありまんま横雛で(笑)ちょっとあまりにあまりで芝居だってことを忘れそうになるんですが(笑)、荒れて物に当たる和也を「そう苛苛すんなや」と穏やかに宥める康平は、いつでも明るく和也を照らしていたんだけどなぁ。絶対の光ではないんでしょうけどね、仄明るくそこに光はあったのに、と思う。和也は見て見ぬ振りをしていたんだろうなぁ。両親を失い、一人孤独をよく知る和也は、その怖さを知っているからこそ、誰かを受け入れてその人や人たちに去られた時に、また同じ思いをするのが怖い、だからって一人で闇の中に歩いて行くなや、と康平は例え話で言ったけど、それは案外、自分のことだったのかもしれないなぁと思う。康平は去ったりしないのに、和也が勝手に怖がって、招き入れようとしなかったのかも。

ちなみにこの時、アマチュアのためチケット裁きに苦労するサポートメンバーから「俺にあてがあるから」とチケットを回収し、先輩なる人物に電話をする康平もまんま、タダ飯王的で生生しかったです(笑)

さらにこれ、東とまんま同じとこ反応してて笑ったんだけど、この時じゃぁ俺らは出ます、と部室?を後にする真澄達に康平が「当日のことはまた連絡する」と声をかけ、したら真澄が「じゃぁ電話かメール下さい」と…いやそれだけなんですが亮雛もへ!と思ってしまったんだから仕方ないです(笑)。そしてさらに(まだあるか)この時、チケットの件で和也とやり合ってしまった晋(=安)が「よろしくお願いします」と何度も頭を下げていたのが印象的だったな。その晋を見守って、肩を抱いた允斗も。


『知ってた。…というか、感じてた』
バイクのチキンレースによる事故で脳機能障害を負った徹(=中間・交互出演)と克典が実の兄弟であることを、家族に恵まれなかった和也は肌で感じたらしい。血液的なものに敏感だったのかな。和也の孤独の描写が弱いせいで、ちょっとピンとこない面もあったんですが、むしろこのシーン全体が、まぁキー的位置付けではあるので。ここ、やや薄っぺらい気もするんだけど(加えて演者の抑揚に一貫性がない気もする。和也はまぁ、悟りの極地に入ってたからわからないでもないけど克典は和也に引っ張られると向って行くのベクトルがあれ?と思うことがあったような。まぁ細かいことですが) あとはナイフを落とすほど握力を失っていた和也が普通にスイカを切って持って食べていたのに違和感が…。しかも右手で持ってたんですけど…それとも発作的にクるのかしらね。そしてこのスイカ、最初血の赤と掛けたのかと思ったんだけど、むしろ一人静かに死んでいく和也の傍らの、赤いスイカの妙なアンバランスさがちょっと、ぞっとしてしまいました。

そしてこのシーンの和也が一番切なくかつ孤高に見えて涙したわけですが、さすがに最重要シーンなので、細かく書くのはやめておきます。


『…行って来い!』
和也の墓前で、和也が命がけで護ってくれた真実に背く、と言った克典に力強くそう言った康平のこの言葉が大好きです。止めたい気持ちもあっただろうけど、そうはしなかったのは康平の強さだと思うし、ベタだけどそれが友情かなと。いや今回ストーリーそのものが近年稀に見るストレートな友情劇なので、引っ張られて感想も恥ずかしいありさまになってますよ…。とにかく、そのベタさ加減がまんま(イメージの)3馬鹿に当てはまる気がして、そういう意味でとても入れ込んで見てしまうんですね。いつもいつも、自由であり続けるのは横昴で、いつだって雛は赦す役なんじゃないかなぁと。名鑑で似たようなこと言うてましたが。それでもあの人が「そんな自分もわりと好き」だと言う、そんなあの人がわたしはとても好きなんだと思う。

話逸れましたが(いつものことです)克典がね、初日は特にもぅ号泣で(花横だったのでそれはもう涙でべたべたになった昴の顔がよく見えました)、その克典に引っ張られて彼を送り出す康平がみるみる泣き顔になっていったのもまた萌えで。その様子が普通に昴雛だぁとか思って、見ているわたしはなんだか泣き笑いみたいになっちゃって。互いの泣き顔を見て貰い泣きをするだろうと言われる昴雛、まんまじゃん!的なね。ちなみにその時点で昴雛を見るだけでいっぱいいっぱいになっていたわたしはすっかり見逃したんですが、横もアニキも大倉も泣いていたんだとか?アニキに関しては実は今日も東に「アニキが目の下を拭ってた!」と言われたんですが「まっさかぁ!」と一笑に付してしまいました…正直すまんかった。だって言われて見たアニキはにやにやしてたんだもん(笑)どうやら泣き顔を内に見られて照れ笑った(と推測)直後だったらしい。次はきちんと見ます。




・・・・・・と、いうわけで長いなぁ!語ったなぁ!
とりあえず今思っただけのことは吐き出したつもりなんですが…追い追いまた思い出してくると思うので、ぼつぼつまた書き足して行こうかな。ちなみにむしろこっちのがレポるべきだろ的な紺レポは明日以降に…つかもぅ今回は横雛のライララ(@マーメイド)を聞くために通うと言ってもいい(いやマジです)!もぉう〜!見(聞い)た瞬間それはもぅ、手と手を取り合って「ギィヤァァァアア〜〜〜!!!(@昴様)」状態ですよ!音響大きいのをいいことにめっさ叫びましたもん(笑)!おかげで飲み屋で雛担3人、「背中合わせだった…気がする」「微妙にそうなってた気がする」とか相当恐る恐る語ってたもん。どんだけ振り切れてるんだよっていう(笑)記憶飛ぶほどに(笑)。いや横雛担さんはあれはぜひ、楽しみに見て下さい!AB共通なので、いつ入っても見れますよ(まわし者か)

横雛といえば今日の2部、やっと3階に入れまして(やっぱり3階はいい…笑)思うさま堪能したんですが、最後の「eden」の間奏で、気がついたら横雛、回転台の左右からお互いを向き合っててビックリっていうか…間に挟まれた大倉超キマズー的な(笑)。そんでサビに入った途端、キレーに雛は正面を向き、横は後ろを向いたのがまたおかしくて萌えで(笑)!あんたたち、本当にいつもいつもプラマイゼロなのね…お互いを補い合ってるのね、的な。いやそれだけなんですけど愛らしかったので。

そうだ横雛はまだありました。1部の桟出の時、2階左右に出た横雛、下手の横山さんがめっさ上手の雛ちゃんに微笑みかけてました(笑)。基本、目線の定まらない横山さんは安息の地を求めて雛ちゃんを見がちなんだけど、まんまとそういうのを見つけると無駄にほっこりしますよね(笑)

なんだかんだと書いてる…あとはこれだけは!
今日の1部の「cool〜」の間奏で片手側転をした雛が、衣装(新調・青基調でカッコイイ系)の裾が長いため、勢いづいて毎度被っちゃうんですね(笑)。初日はまんまと被ったので今回は着地した瞬間に裾を払って、アイツ的にはしっかり地に足ついてた(ように見えた)んですけど、ふらついて見えたらしい。安田がめさ笑顔で抱き留めてくれましてね!それがま〜〜男前だったのかわいかったの!(どっちだよ) ちなみにその後のフレーズは安雛背中合わせで歌うのがブームみたいで、抱き留めた安田が腕を回した自然な動作のまま、背中を合わせて歌い合う様もやはり、えろいのかわいいのって!(だからどっち) あそこはぜひ、チェックしてやって下さい。すぐ飽きるかもしれませんけど(笑)。ちなみに今のところ、回を増すごとに密着度は高くなってる模様です。



今日のところはこれぐらいで。いい加減このへんで切り上げます。
なんかもう、裸見れる時間になってきたじゃないか…今日、関西はやっと丸雛なのです!嬉しい〜〜待ちに待ってた!他にもりえむらやら色々、映像を頂いたので見たいのに時間が追いつかない…!8月は本当に、時間がなさすぎる(嘆)

ではではおやすみなさい!



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