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妄想暴走オタク日記
| 2004年04月19日(月) |
ちなみにアネモネの恋、というのはジュディマリの歌です。☆ |
サイトデザインに関するプチアンケート。
本日更新いっぱいあります。 ギフトに「valiable」の流架さまより頂きもの。環八&横雛。 ギフトに「笑顔の天使」幸乃さまに捧げる赤雛「アネモネの恋」。 あと、管理人傾向と対策のページ「ABOUT」を作成。
▼2:46
と、いうわけで赤雛、かなり微妙になりました!というか、アニキが出張りすぎました! いや、赤雛のハッピーを、とリクを頂きまして、基本うちは片思い感が強かったんで、ハ、ハッピーってやっぱり両思いよね?!とか焦って(笑)一生懸命考えたんですがこんなもんで申し訳なく…でもあのー、赤西を好き(らしいあれでも)な雛ちゃんは、書いてて楽しかったです。しかしいつも思うんだけど、対・赤西の時ほど最悪な雛ちゃんはいないよな、とも思う(笑)。遊びすぎやん…みたいな。でもまぁうちの赤西さん、それでしあわせみたいなので。ってことで。言い訳はメールでしようっと。
あ、ちなみにアニキの想い人はお好きに想像頂けます(笑)
あとはアバウトページ。正直自分語りとかねぇ?誰も読みたかねぇだろうよ、と思わないでもないのでうちは自己紹介ページがないんですが、最近ちょこちょこ聞かれるようになったので、まぁ簡単な履歴程度ですが。競馬予想風にしたのは思いつきだったんですが、結構ハマって楽しかった(笑)。こういうくだらないこと考えるの本当に好きだ、わたし。
さてそれではこれから日課のメールを書くので(笑)今日はこのへんで!
とか言いつつこちらも日課になりつつある今日の置き土産、環八BRはもぅ本命の横雛です。本当は先に大倉が来てたんだけど、話的に前後するので。ちなみに読み返したら相当恥ずかしかったので、これだけ反転しておきます。反転してても恥ずかしい!本当に携帯ポエムレベルだよ…!なのでまぁ、読む方はその程度に読んで頂きたく。はい。
やられた、と思った。小さく衝撃が走って、体の力が抜けた。 「ヨコ!」 ヒナが飛び出してきた。お前、こっち来んなって言うたのに。流れ玉に当たったらどないすんねん。 「ヨコ、ヨコ!」 ヒナが泣いてる。それでぼやけかけた意識が戻った。 「おまえ…なんでおんねん…危ないやろ…」 「やってヨコが…」 ぼたぼたとヒナの目から落ちた涙が、頬に降ってくる。全身の感覚が麻痺した中で、その冷たさだけが妙にリアルだった。 「泣くなや」 痺れる腕を持ち上げて、涙を拭いた。その手を掴まれて、強く握り込まれる。 「…ヨコ」 お願いやから、死なんといて。懇願に近い、切実な声だった。ああ俺、愛されてるねんなあ。こんな時なのに、俺は微笑んだ。 「ヒナ、」 精一杯の力で繋いだ手を握り返す。苦しい息の下で必死に言葉を紡いだ。 「俺な、おまえなしでは生きていかれへんねん」 だからこうなった時、何が何でも守ろうと決めた。そう、正にこの命に代えても。おまえに死なれたらきっと俺は生きてはいかれへんから。だから死ぬなら先がいい。 「…ごめんな」 それはエゴだっただろうと思う。大義名分の陰に弱い俺がいる。俺はただ、ヒナを失くしたくないだけだった。 「ヨコ…いやや」 かぶりを振った。いやや、死んだらいやや。俺も死ぬで。俺かって、ヨコがおらんかったら生きていかれへん。 「ありがとぅな」 こんな俺を愛してくれて。やけどおまえはきっと大丈夫やから。仲間もおるし、俺がおらんくても、たぶん。 「勝手なこと言うなや…」 うん。最期まで勝手でごめん。たくさん泣かしてごめん。実はそんな泣き顔も大好きだった。 もはや全ての感覚が麻痺していた。視覚も、聴覚も、触覚も、痛覚でさえ。その中で必死でヒナの顔を見た。声を聞いた。その手の温もりを感じた。 ふわりと体が軽くなる。もう、話すことも出来なかったけれど。ヒナに伝わればいいと思った。 俺の短い人生はおまえのおかげで幸せだったって。 「…ヨコ!」
この世の最期に聞いた声は、一番愛しい声だった。
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