A Will
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寂しいとか悲しいとか、 落ち込むことはあるし、
くだらない嫉妬もまだする。
けど、それはそれとして、どうにか過ごせる気がする。
今なら、なんとなく解る。 あんなに好かれたいと騒いでいた、あのとき。
確かに好かれていたのだ。きっと。
大切にもしてくれていたのだ。
欲しい欲しいと騒ぐばかりで、 ちっとも気付けなかった。
わたしばかりと思っていて、 本心から感謝もしていなかった。
苦しくて、やめたくて、 なのにずっと好きで堪らなくて、
わたしが、彼を傷つけているかもしれないなんて、 なんだかおこがましい気がして、
そんなはずないと否定して、
上手くいかないから、 わたしは、恋を上手くコントロール出来ない。
好きばっかり。
そればっかり。
傷付いて傷付いて、 くたくたになって、やっと。
握りしめていた手を緩めることが出来そう。
出来るかな?
前言撤回、なんて性懲りもなく言い出すわたしのことだから、 わたし自身、信用なんてしていないけど。
上手く行くと良いな。
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