A Will
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2013年06月07日(金)




この苛々が、嫉妬のせいだって解ってる。


抱かれたら少しは満足できるかと思ったけど、
もう却って質の悪い感情になった。


彼だけじゃない。
それは確かなことだ。


疲れてきた。
面倒にもなってきた。
顔色を窺うような、そんなの嫌。

嫌われたかも、なんていちいち思うのも、
今度こそダメ、なんて悲観的になるのも、
もしかしたら、なんて期待を抱くことも、

そうして、頭のどこかで、
どうせ、いつも通り。とたかを括るのも。




好きが悔しい。

なんで、こんなに不満ばかり抱いて、
大切にもされなくて、
残る虚しさに、涙さえ流せなくて、

楽しそうに笑って話す彼を眺める。



わたしと話すとき、絶対にそんな顔しない。



解ってたって、愕然とする。


もう、わたしが、
彼の気まぐれじゃ満足できないみたい。

彼が変わったわけじゃなくて、
わたしが変わったんだ。



欲張りになる。

近づけば、もっと欲しくなる。


ダメね。


まつり |MAIL

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