A Will
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2013年03月30日(土)




失恋なら、ずっとしていたようなものだった。




状況を変えたのは、わたし。


墓穴を掘る、とはこのことで、
彼に女の子を紹介したのだから、
当たり前っちゃ、当たり前なんだ。


口説きたくなった、と喜ぶ彼に、
言い様のない嫉妬をした。

じゃぁ、わたしはお役御免ですね。

伝えたら、なんで?と返す彼に呆れもした。



平気でキスしようとする神経が解らないし、
傷付くわたしが面白い反面つまらないのだろう。


男は追うのが好き。


定説じゃん、そんなの。




失恋に特効薬なんてない。

時間が解決するのも知ってる。


けど、変わらず期待させる彼に、
まんまと期待するわたしに、

そうして、期待を叶えてはくれない彼に、

萎んで、膨らんで、萎んで。



やっぱり膨らむ。


好き。




もう少し、バカを見ようと思います。



まつり |MAIL

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