A Will
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どうにかこうにか認識しなくちゃいけない日。 そんな感じ。
抱きしめ方も。髪の毛の撫で方も。声の掛け方も。 全て違うから良かった。 一緒にいて、なんの救いにもならない。救おうと思ってない。
その楽観さが、きっと、どうしようもないわたしに合ってるんだと思う。
救われてしまったら、求めてしまうから。 いなくても平気だと言ってしまえるから。
わたしはまた、躊躇って、きっと選ぶことも出来なくなってしまうから。
喜んで、弱さを肯定したいのに。
たぶん、わたしはそこまで弱っていない。
あの人がいなくても平気。 そのことを嫌だと感じた。
君は外を歩いてきたわたしの冷たい体を、冷たいと文句を言った。
あの人ならきっと言わない。 わたしが文句を言いながらも抱きしめてもらいたい、なんて願望を持ってる、 なんて事実に微塵も気づかないで、どうしたの?なんて責めるくらいの口調で言うんだきっと。
理解されない。悲しい、なんて思われてるなんて思っていない。
子供っぽい。素直でまっすぐで。 小さな苦労に大きな不満を感じられる。それって素敵ね。
君がいなくて、平気。じゃなかった。 やっぱり、なにかどこか足りなかった。
そーゆー当たり前を、どうにかこうにか認識しなくちゃいけない。 これから毎年くるのかと思うとうんざりする。
大好きだよ、と嘘だけど伝えたかった。 誕生日だから、嘘くらいプレゼントしたかった。会いたかった。
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