A Will
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結局。弱いのだ。わたしは。
一途になりきれない。 言えないことを自らどんどん増やして構築した結果、全てを壊したくなる。
精一杯愛したい。 誰かを。何かを。
明るい車中。冷房で冷えた体を、蚊に刺されたみすぼらしい肌を、好きだと言ってくれる人がいる。
わたしは、きっと笑ってたと思う。 笑うしか出来ないのと、笑うことを選ぶのとでは、大きく違うと思ってるのに、 結局のところ、それ以外の場の繋ぎ方なんてありえないとさえ思えてくる。
重要視しすぎる結果論。 過程だって大切でしょう?と何度も諭されたはずなのに。
絡んだ髪の毛も、乾いた喉も、明るすぎる外も、犬の散歩をしてる人も、 全部、わたしの弱さの象徴で、泣きたくなるくらい普遍なんだもの。
自分に残ってるありったけの良心を捨てて、 君が傷ついて泣いたりしないで(それでわたしを嫌いにならないで)済むように、 嘘を吐き続ける準備は整えたよ。
ねぇ。それでも君たちは、わたしのことを好きだって言うのかな?
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