A Will
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2004年05月22日(土) 切り取って貼り付けて、嘘。

朝帰り。基、昼帰り。

君には嘘吐いて、女友達と合コンで飲んで泊まったって言ったんだよね。
嘘なんて平気でつけるよ。本当はわたしだってつきたくないけど。

男の子の家に泊まったんだけどね。
誘われて、断れるはずないわたしのバカさ加減に君がいつ気付くか、
気付かれたくなんてないけどさ。

何もないよ。これは本当。
逃げるのとか、かわすのとか、案外上手なんだ。
相手の人がへたくそだったってだけなんだけど。



男の人は嫌いじゃない。全然きらいなんかじゃない。
けど、これっぽっちも好きじゃない。

抱きしめられても、キスされそうになっても、ちっともノらない。
なんだろう、嫌だなって思うことすらないなんておかしいな。
大量にアルコール飲んで、酔っても、理性はちゃんとあったりするのに、
あれれ、わたし何してるんだっけ、たのしまなくちゃ!みたいな気持ちにならないんだもん。


たのしいこと、好きじゃなかったのかなぁ。
退屈、好きだもんなー。


相手の好意に気付かないフリしてみる。
鈍感なんじゃなくて、鈍感になろうと努めてみる。
「気付かなかったよ、ごめんね」って思い込んでみる。

単純に、わたしは自分の手を汚したくないだけ。
そのことについて、悪いなーなんて思わない。
わたしは、わたしに正直にいたいって崇高な考え。



眼鏡の似合う男の子だったな。
これから毎週、隣の席に座らなくちゃならないんだ。

なんて、面倒なんだろう・・座席表なんて作ってくれなくて良かったのに。
今度、ちゃんと名前を聞いておかないと。


まつり |MAIL

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