神のあたえたまいし愛し子たち・・・(映画「バッテリー」)/ひとのすなるのをみて・・・ - 2007年04月05日(木) http://maker.usoko.net/t/ お友達がみんないろいろ作ってたので俺ちゃんも・・・! ぎゃー!消せない思い!失恋の痛み・・・! 羞恥心・・・!!あと年を重ねるごとに募る不安がたまらない。景吾、気をつけて・・・! 素晴らしすぎるインサイト・・・。 ★★★★★ 先だってやっと映画「バッテリー」を観に行きました。 世の中いまだ春休み期間らしく(遠くに来すぎて分からない!)狭い館内はちっさな子供たちでいっぱい。小学校低学年ぐらいの子供はバッテリーよりドラえもんじゃねーのか、ちゅうかお静かに観てくれるものかしらと思いきや、最初こそ何事か食べている咀嚼音バリバリでしたがじょじょに静かに・・・ちゅうか両隣に10歳ぐらいの女子と8歳ぐらいの男子がいたんだけど二人ともものっそ泣いてた・・・。男子にいたっては連れの母親に「●●は涙もろいのね」と笑われていた・・・ちょっとそこのおかあさま!そのお子の感受性をまず誉めてあげてくださいよ! と、まぁ子供の心にもダイレクトアタックする部分があるほど、あのずっしりと重い原作を、非常に明確に分かりやすく再構成している映画でした。 (以下中身などにも触れる感想) 巧・・・巧の美しさに瞠目! 本当に巧が美しくて美しくて美しくて、三度繰り返してもまだ足りないぐらい美しすぎた・・・渡り鳥の群れにたった一羽混じってしまった白鳥のように輝いていた。あんな美の結晶を生み出す滋賀の遺伝子プールに万歳三唱だ! 虹彩の色彩までも美しい巧・・・もう豪ちゃんの人生がどんどん狂っちゃうはずだよ、こんな美がそばにいたらと思わせる説得力満載。 ちゅうかイラっとしたときの目つきとか全てが思春期、全てが巧すぎた・・・もうこの子しかいないって思えた・・・。 豪ちゃんも青波も、あぁこの子しかいないってぐらいぴったりだったな・・・。 そして俺ちゃんのハートをぎゅっと掴んだのはサワ・・・。 もうあの子が出てきて喋りだした時、心の中で叫ばずにはいられなかった・・・みつけた、俺の吉貞! あの子の顔、甲高い子供声、全てが吉・・・吉貞だった!吉だったらもうちょっとおっきいかなって思ったけどいやあの子サワだから・・・サワなだって分かってる・・・でも見れば見るほど吉をほうふつとさせる! まぁキャラ自体、吉貞テイストを兼ね備えさせていたけど・・・いた・・・いたよね?ね? なんかもうあの子がかわゆうてかわゆうて、もっと喋ろ〜とスクリーンに念じたくなるほどかわゆい・・・パーフェクト吉貞!いやサワだけど。 あぁなんて愛くるしい吉・・・いやサワ・・・もうあれです!あれが吉貞です!いやサワだけど(混乱) 映画で吉が出ないと聞いてしょんぼりしていたのに、まさかこんなことが・・・!ありがとう・・・ありがとう・・・もう微笑みすぎて頬が痛い。 しかし中坊らしい顔つきの子供をかなり集めているのに、どうして門脇とお瑞だけ骨格からして二十代の青年なのか・・・!いやあの人たちは枠の中でちゃんとキャラ出してたけど。 しかしいかんせん巧よりオトムライと歳が近そうに見えるところが・・・・あの二人出てきた時劇場がざわってなってたよ! まぁでもあのターミネーター秀吾は面白かったです・・・ぼきゅにとっては新しい門脇像。うぃ〜んって唸りそうだった!それにしてもあの二人、進と高見先輩(@あいしーるど)みたいだったな・・・。 かつて岡山バッテリー巡りをした時に目にした風景が映し出され、子供たちのかわゆらしさやら空の美しさやら、全てが目に優しかった・・・。 あとまぁいろいろおやってところもあるけど、原作を知らない人へのアプローチとしての分かりやすさが先行したのかもしれない。 2時間弱でまとめるんだからな・・・あの話を。 なんで独立した映画としてなかなか楽しめる映画でしたが、映画化という再構成の過程で俺ちゃんの好きな要素が薄れたり失われたりするわけで・・・原作の印象が強いとその辺でもやっと思う事もまぁあります。 いたしかたないこととは思うんですけどね。 せめてもうちょっと展西のところをひっぱって欲しかったな! せめて紅白戦をやってほしかったな・・・! なんかあっさり展西たちに部活を辞めてもらいますよ的に片付いちゃったけど、あの試合を経て展西が巧に啖呵切る(啖呵っていうかどうかあれだが)ところがないと、なんか展西が救われないちゅうか・・・。 俺ちゃん最初にバッテリー読んだ時に二巻のあたりが本当にトラウマ回帰的にゲッソリきて、展西も大嫌いだったんだけど、こう再読してかつ年月が経つちゅうか、ひらたくいえば歳を取るうちに、なんか展西がものっそ切なくも痛々しくかわいそうに思えてきたので。だからこそあの紅白戦の後のシーンは欲しかったな・・・。 まぁ尺の関係でしかたないんだろうけど。ちょっと残念。 でも俺ちゃんにとってこの映画の一番の泣き所は展西がオトムライに怪我させた後の台詞だったね・・・よくもまぁこんな子見つけたってぐらいあの展西役の子もいい味だしてた。ものっそ普通に埋没しつつ、ヒヤっとした得体の知れなさをかもし出していて良かった。 しかしビジュアル化すると巧へのリンチの独創性にびっくりするよね・・・どこのパブリックスクールか。あれ普通の中学生考えないよ・・・何読んじゃったの展西。その後のサワを脅す所も江戸時代の拷問みたいなことになってた・・・あそこのサワのガリガリな子供体型も良かったね・・・かわゆい・・・吉、いやサワ・・・。 もとい、でもちゃんと最後の横手との試合で展西たちが試合観に来てたので、まぁここに何かを読み取ればいいのかなと思いつつ・・・。しかしあの時の展西くんのすそがあがった制服のズボンからのぞいた白いソックス・・・。 あれ!あれですよ、中坊!あれこそが中坊らしさ・・・! そんなところでぎゅっときてどうするのか・・・。 なんかいろんなところに見える中坊的な部分ににやにやした・・・あの部活の前に用意しながら喋るところとか、声出ししてるところとか、授業中とか、サワんち行く時の巧の鞄の持ち方とか・・・。 あらゆるところにニコニコです。豪ちゃんが家でだらっとしてるときにアロハ着てるのも巧のやたらどれも白っぽいジャージも良かった・・・。ちゅうか白が似合うよね、巧・・・もうあいつ王子様なんじゃね・・・? まぁ俺ちゃん、あらゆるサワのかわゆさに目頭さがりっぱなしですけどね・・・。 なんかこう・・・生活している感じが出ていてニコニコした・・・。 やっぱり中坊はいい・・・それにしてもかわゆいなぁ・・・。 あぁ岡山にまた行きたくなった!今度はあの温泉に泊まりたい・・・! ...
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