  ［目次⇒］ |
|
◆ 脚を潰す。かも。 |
|
やっと後一つのレースを残すのみとなるが これがキツいレース 故障してる脚、確実に潰れると思われる 憂鬱 たかが市民レース 身体も心も落ち込むために走るようなもの もっと憂鬱なのは この気持ち、誰にも理解されないこと 誰かに理解されることは、すでにあきらめてる でも 走り続けてれば 理解者が出来る気がしてた 心配してくれる人はいる が 理解してくるる人はいない 気を張って、張って生きてきた 他人を傷つけないように 自分の話より、人の話を聞くように 自分に厳しく 理想を掲げて 今年も多くの人と知り合いにはなれたけど 「貴女みたいな人と知り合えて光栄です」 そんな言い方を言われすぎて 私の芯が、ほとほと疲弊してしまった 「心の綺麗な人が好き」 「ネガティブな人なんか嫌い」 そう言い切る、自信に満ちた人を目の当たりにして 心底、人間が怖くなった それが世間か 引きこもりたい 冬も近いし レースもオフになれば、みんなと会わずにすむ ああ、文章を書きまくりたい病が発病しそう 文字だけが友達な気がする リハビリセンターに通ってはいるが 故障は多分、完全に治ることはない 走れるだけで幸せ そう思ってたのは何だか遠くに感じる 自分の居場所をキープするためだけに走ってる 見苦しいよ 誰にも知られたくないよ 冬眠したいなあ 私を理解するのは私だけ さて ストレッチでもしますか 2010年11月10日(水)
|
沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
 | ［目次］ |  |
