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■ 最近のようす…
気がついたら夏ももう終わり? なんだか8月最終週になっていきなり猛暑じゃありませんか?体が暑さに慣れてないからもー暑気あたりでぐったりしてますよ。 で、前回書いたのが6日でしたっけ、その間何をしていたかつらつら思い返してみると…
6日から10日は例により劇団め組さんの芝居「赤報隊始末記」に通ってました。 私はっきり申し上げて相楽総三、さっぱりわかりません。赤報隊といえば伊東甲子太郎亡き後の御陵衛士の皆さんが大原重徳の息子の綾小路俊実率いる東征軍先鋒隊の隊員として東海道を東へ下ったことぐらいしか思い浮かばないんですが、調べてみるとなかなか美味しい隊員が沢山いて(よこしま)面白いんですよ。相楽のお友達には虎尾の会の伊牟田尚平なんかもいますしね。清河ちゃんがらみでけっこう調べ甲斐もあるんですが。
実は昔、相州中山に住んでいたことがあって(今で言う神奈川県厚木市下荻野界隈)そこはまさに相楽総三率いる「相州中山陣屋襲撃隊」に襲撃された場所だったりするんです。中学校のころ郷土研究サークルに入っていて「西郷隆盛の手下の浪士が火をつけて廻った」と教えられたのでそりゃあもう筋金入りの「相楽大嫌い」でした、私(爆)
相楽たちが偽官軍として無実の罪で処刑されたのは本当ですが、彼らが相州中山で火を放ったのは陣屋だけじゃないのも史実です。 まあ、そんな訳で天領育ちの身としては同じ天領育ちの相楽総三が倒幕に動いたのはどーも納得いかないっていうか、相楽が処刑されてから彼の仲間がいろいろ反新政府的な行動をとってますが「遅ぇよヽ(`Д´)ノ」とか思ったりして。ちゃんと調べてみればいろいろ間違った認識も改められるんでしょうが、なかなかその気にならないというか。
そういうときにふっとお芝居とか観て良かったりすると興味が沸きます。(何しろ一番贔屓の役者が相楽役だったもので) そういえば岩倉具視なんかも芝居がきっかけで見方を変えるようになったのでした。
相楽総三で最近知ったこと… ちょっと見ると恐そうだが非常に優しく、上には強く下には弱かった。 身長は五尺七寸ほどあったらしい。 奥さんの照子さんは総三が処刑されたとき後を追って自刃した。25才だった。
相楽の側近に大木四郎という若者があるんですが、なかなか萌えキャラで(よしなさい)、下諏訪の総督府から相楽への呼び出し状が来ると、相楽に同行し下諏訪に赴く。本陣で捕縛される折、相楽を守ろうと刀を抜くが相楽に止められ切歯落涙、3月3日、相楽とともに梟首。享年20歳。とかとか。
め組のお芝居でこの大木四郎を演じた役者さんがまた好青年で良かったんですよ。その役者さんは前に新選組のお芝居をやったときは山崎役だったんですが、なんだか側近専門役者って感じで良いんです。殺陣もうまくなってきましたし、有望株です。
で、16日が「夏の祭典」ことコミケで。 なんだか雨だったせいもあっていまいち盛り上がらず不発だったような。日頃楽しく通わせて頂いているサイトの管理人さんが出された新刊だけはしっかりgetしてきました。ふふふ、皆さんパワフルですわ。
で、18日は映画パイレーツオブカリビアを観ましたな。 帆船の出てくる映画だというので見に行った訳ですが、やっぱり船はいいね。最速を誇る海賊船のブラックパール号の元船長「スパロウ船長」がイカレポンチキチーなナイスガイで良かったです(笑) しかし、最近のヒロインはめっちゃオトコマエですの。普通お姫様ってのはヒーローが助けてくれるのを待っているものだが、このヒロインはピンチの彼氏を自ら助けに行ってしまうのだ。しかも深窓の令嬢のはずなのに妙に船に詳しく、「浅瀬に逃げ込んだら?」とか「右のアンカーを捨てて船の向きを変えるのよ!」とか指示が的確だったりして。しかも操舵手も女性で「分かったわ!」てなもんでおろおろ惑う野郎どもをよそにとっとと船を動かし、 「きゃーー!やめてー!俺の船を壊さないでーっ!!」と叫声をあげるスパロウ船長をよそにブラックパール号めがけてフォークとスプーンをどかどかぶっ放す!(大砲の弾が切れたので何でもいいから大砲に詰め込んでぶち込め! ということになった)
きょうびスーパーマリオブラザーズでもピーチ姫がバズーカぶっ放すご時世ですからの。女の子がオトコマエなのは痛快ですが、男子もがんばれ、とか思ってしまったよ。
2003年08月25日(月)
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