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嫌われずに薬を飲ませる方法は   2003年09月24日(水)


写真は点滴注射中のそら。怖くて固まってます。あんまり良い写真じゃないですが、先生の許可を頂いて治療中に撮らせてもらいました。

一週ごとに調子よくなったり悪くなったりを繰り返すそら。今週からは、前とは違う抗生剤を飲ませることになりました。しかも飲み水に入れるのではなく、目薬ののような容器に入ったお薬を、そらをひっつかまえて直接口の中へたらすのです。
手乗り崩れでお迎えしてから、手は相変わらず苦手なものの、最近やっと肩や膝に乗りたがって私の後を追い掛け回すようになっていたそら。無理やりつかまえたりしたらまた嫌われるかも、と、すんごく嫌だったんですけどしょーがない。昨日からやってます。

追い掛け回される恐怖の時間ができるだけ短くてすむように、隙を狙ってバッと一気に捕まえます。(やだやだ) 左手で上向きに保定して、右手に持ったお薬の容器の先端をクチバシの中へ入れ、一滴たらします。なぜか保定がうまくいけばクチバシもすんなりあけてくれるようです。次に、両手でそらを包み込んで「こわかったねーごめんねー」とアマアマの声で話しかけつつ、しばらく指で頭をなでなで。そらが自分で手の中から出たがるまで、けっこう長い時間なでなで。苦手なはすの手も、怖い思いをした後は安心できる慰めの場と変わるようです。じっとされるがままになってます。
そして、どうやらこのアフターケアが重要なようなのです。これをしないと、その後はずっと怯えてひたすら私から逃げ回っているのですが、した時は、一応逃げ腰ながらも、なんだかかえって嬉しそうなのですね。隙をみてちょこんと膝に乗りに来たりして。この子は感情がはっきり表情に出るので、非常に分かりやすいです。

捕まえにくる手は怖い。でも抱っこしてもらうのは嬉しい。ママはいい人なのか悪い人なのか。そら自身ちょっと混乱しているような感じです。
いい人なんだよ〜 信じなさいって。


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