北原亞以子先生の『慶次郎縁側日記』がドラマ化されました。 これは原作を(単行本ですが)最初から読んでいるので、ドラマ化というとキャスティングが一番気になります(^-^; 慶次郎=高橋秀樹さんかぁ…… 全然ドラマ化という事態を想像していなかったので、改めてドラマを見てみると、 う〜ん、高橋さんは凄く意気込んでいるようですが、ワタシ的には仲代達也さん……かなぁという感じです。 石橋蓮司さんの佐七…… 奥田瑛二さんの吉次……これはカッコよすぎるような(^^ゞ でも『鬼平犯科帳』のように『松本白鸚をモデルに長谷川平蔵と言うキャラクターを作りました』じゃないんだから、もう動き出しているんだから、う〜〜ん(悩) そのうち馴染んでくるのでしょうか? ストーリー的には、美千代さんが亡くなるところから時系列に沿っていくのですね。文章とはまた違う手法かも。 ただワタクシ、2冊目の『再会』が、コンプレックス話が多くて痛くて重くて挫折しかかった覚えが(^-^; ドラマでは『再会』の話を全て舐めるわけではないだろうけど、その重苦しい空気がどうなるのか、怖いし楽しみだし、です。
ところでもう10年近く前になるでしょうか、同じNHKの同じ時間帯でやっていた同じ北原先生の『とおりゃんせ』……この間の舞台見たかったかも。ドラマの時はテーマソングがとても泣けたのを覚えています。あのドラマがきっかけで北原先生と出会いました。原作を読むと神田正輝さんの笑兵衛も池上季実子さんのお捨も若すぎるきらいはありますが、あれはあれでよかったなぁと。
それから北原先生は『まんがら茂平次』など幕末を描くのがお得意ですから(一説によると現在の、芹沢鴨の愛人お梅のイメージを確立したのはこの先生だそうです)、また別の『新選組』を作るのも一興かと思いますが、如何なものでしょうか? ムリっ(`口´)/>ワタシ
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